- 朝礼で「今日はこの仕事を優先でやってくれ」と指示しているのに、夕方になると社員の半分くらいはまだ手をつけていない。「なんで言うこと聞かないんだろう?」とイライラしていませんか?
- かつてはしっかり仕事をこなしていた社員も、最新のだらけている様子が見て取れる。「仕事に対してやる気がないんじゃないか」と心配になりませんか?
- 「仕事を任せようとしても自分の思い通りにやってくれない。だからいつまで経っても任せられない」とジレンマを感じていませんか?
- 仕組みやルール、制度を作っても「みんな守ってくれない」という状態が繰り返されていませんか?
こういった日々の問題の根本には、「会社の考え方、すなわち理念が社員一人ひとりに浸透していない」ということがあるのではないでしょうか?
会社の理念とは、会社の存在意義、大切にする価値観、これから目指す姿を文章にしたものです。
これが社員に伝わっていれば、みんなで自然に同じ方向を向いて働けるはずです。しかし、会社の理念が共有できていないと、社員は働く方向性や基準を見失います。そして今述べたような問題が生じ、経営リーダーのイライラの元になるのです。
理念共有で”勝手に成長する会社”が出来る
社内のルールが少なくて済む
理念が共有されている会社では、何が正しくて、何が正しくないのかが、阿吽の呼吸でみんなが理解しています。そのため、社内ルールは最低限で済み、本来の重要な仕事に集中することが出来ます。
社員の定着率が向上
待遇面だけで集まった人たちは、他にもっと良い待遇があるとそちらに飛びついてしまいます。 理念を共有している社員は会社を離脱しにくくなります。
社員が自律する
会社の理念は、社員にとって、社長にとっての最局の意思決定基準です。このような意思決定の軸が出来ることで、社員は自律的に働けるようになります。
差別化による業績向上
究極的な差別化戦略とは、理念による差別化です。独自の理念を提唱する会社は、他ではまねできない独自のブランド、独自のファン層が出来上がります。