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人生計画から逆算することで仕組み化の重要性がわかる

先月は珍しく講演のご依頼を2件いただき、仕組み経営の話をさせていただきました。

普段、対面で話すときは、仕組み経営にある程度馴染んでいらっしゃる方が相手なので、全く面識がない経営者の方々に、どのようにすれば仕組み化の重要さが伝わるかを考えて資料を作成しなおしました。

やってみて感じたのは、

人生計画から逆算してビジネス計画を立てる

というお話をすると、仕組み化の重要性をご理解いただける、ということでした。

人生計画から逆算してビジネス計画を立てる

というのは、「はじめの一歩を踏み出そう」にも書いてありますし、普段から毎度のようにお伝えしているので、自分の中では特別なことだとは思っていませんでした。

なのでサラっと流したのですが、実はそこが重要でした。

考えてみると、自分が過去に参加したビジネス系、特に経営者向けのセミナーでは人生計画の重要性について聞くことはあまりなかったですね。

だいたいは売上アップやマネジメントなど、ビジネスそのもの、仕事そのものに焦点を当てているものがほとんどです。

ただ、ビジネスはやはり、それにかかわる人の人生を豊かにするために創られるものです。これは「はじめの一歩を踏み出そう」にも書いてありますし、

当会のドリーム(存在意義):中小・スモールビジネスに関わる人のライフサイクル全てを豊かにする。

は、ズバリそのものになっています。

ビジネスに関わる人の中でも、まず、会社を経営している経営者ご自身の人生が経済的にも精神的にも豊かになり、計画が実現されることが第一かと思います。

 

■いや、経営者は多少自己犠牲してでも、顧客や社員のために尽くすものだ、というご意見もあるかも知れません。世の中にそういう美談はたくさんあります。

これは一理あるかも知れません。そもそも経営者(特に創業社長)は、起業した時点で、いろんなものを犠牲にしていますね。

よく議論になるテーマで、

顧客第一主義か、社員第一主義か?

というのがあります。

顧客第一主義の主張は、そもそも顧客が第一でなければ、売上が上がらないし、社員も大切にできない、というものです。

一方の社員第一主義の主張は、社員が幸せじゃないと、彼ら(社員)は顧客を幸せにすることなんてできない、というものです。

個人的には、この二つの主張は、どっちでもいいかなと思います。

これらはOR(二者択一)ではなく、AND(両立)させるものだからです。

ただ、ここにもうひとつ、社長の人生という視点も入れたほうが良いと思うわけです。

社員が幸せじゃないと、彼ら(社員)は顧客を幸せにすることはできない、という主張に従うならば、、、社長が幸せじゃないと、社員を幸せにすることが出来ない、ということも言えます。

昔の価値観では、会社と顧客は利害関係が対立するものだし、雇う側と雇われる側でも利害関係が対立するものでした。

しかし、いまはそんな時代でもありません。

社長 AND 社員 AND 顧客

最低限、この3者の利害を一致させている会社じゃないと成長しないかなと思います。

 

■話を戻すと、3者の利害を一致させるためにも、まずは社長の人生計画が大切です。

会社を立ち上げたばかりの人は別にして、10年後、20年後の自分の人生を考えた時、いまと同じ仕事やるのは無理だよな、ということに気が付かれると思います。

じゃあどうするか?

さらに具体的に言うと、

いまの会社をどうするのか(承継か、売却か、廃業か)?
どのような立場でかかわるのか?
どんな組織が必要か?
どんなビジネスモデルが必要か?

ということが見えてきます。

いまの時代、5年もあれば、人生もビジネスも劇的に変わり得ます。

ぜひ人生計画からの逆算で仕組み作りに取り組んでみてください。

では、本日は以上となります。