今日は、”この「指標」を上げれば、社長の仕事は楽になる”という話をご紹介したいと思います。
結論から言いますと、その「指標」というのは、
「社内コミュニケーションのオープン率」
です。
Slackが計測しているデータ
使っている人もいるかもしれませんが、いま社内コミュニケーションのデファクトになりつつある、Slack(スラック)というツールがあります。
このSlack社では、あるデータを集計しているそうです。
それは、Slack上で行われているコミュニケーションのうち、
オープンコミュニケーション・・・社内全員が見れるやり取り
と
プライベートコミュニケーション・・・
この”二つの比率”です。
コミュニケーションのオープン比率
Slack社によれば、成長している会社は、
エクセレントな会社になると、全体のうち80%
あくまでSlack上でのコミュニケーションの話ですが、
それでも80%が全社員が見られるやり取りである、
さて、ではこのようにオープンなコミュニケーションが増えると、
なぜ社長が楽になるのでしょうか?
いくつか理由があります。
1.社内の情報がオープンであるほど、社員は必要な情報を自分で取ってこれるので、社長に聞かなくても自主的に行動できます。なので、社長への無駄な問い合わせが減ります。
2.個別に社長への問い合わせがあった場合、
場合によっては同じ内容を何人にも伝えないといけない、
一方、オープンコミュニケーションであれば、
誰かがSlack上のオープンな場で質問をしたら、
答えられる他の誰かが社長の代わりに答えてくれます。
いちいち社長を中継しなくていいので、負担が減るわけです。
(
この形の組織は、いまの時代、非常に非効率的なのです。)
3.情報がオープンにされている組織では、社員が会社に対して信頼感を抱きます。
内緒話や内輪話、本音と建て前がある会社ほど、社員からの信頼は落ちていきます。
社長としては、当然、社員から信頼してもらっていたほうが精神的にも楽になりますね。
というわけで、社長が楽になるために見ておくべき指標とは、「社内コミュニケーションのオープン率」となるわけです。
もちろん、オンライン、オフライン限らず、コミュニケーションはオープンのほうが良いです。
オンラインのコミュニケーションについては、ツールを使うことで実現できますし、
一方のオフラインは、”会議の仕組み”を上手く設定することで実現できます。
ぜひあなたの会社の、「社内コミュニケーションのオープン率」を気にかけてみてください。
では本日は以上となります。
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