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ダメな経営者の7つの特徴とは?優秀な経営者との一番の違いはこれ!

今回は、ダメな経営者の特徴と優秀な経営者との違いを分けるポイントについて解説していきます。

会社は経営者の良し悪しが事業の成功を決定づけます。

本記事では、ダメな経営者の特徴と優秀な経営者との決定的違いを紹介した後、経営者がどのような観点から会社経営を行えば一流の会社に変革できるのかを解説しています。

ぜひ最後までご覧ください。

※尚、本記事のソースは、ジョー・ポリッシュ氏による、起業家のバイブル「はじめの一歩を踏み出そう」の著者マイケルE.ガーバーのインタビュー記事です。

後半はこちら。

 


ダメな経営者の7つの特徴

ダメな経営者によくある特徴を7つ見ていきましょう。

ダメな経営者の特徴①透明性がない

情報をどこから仕入れたのか、決定が何に基づいて行われたのかをステークホルダーに対して明らかにできない経営者は、信頼を失います。これは政治家と同じで、社員や株主に対して誠実であることを示すために経営者が保つべき重要なポイントです。

また、特にスモールビジネスでは透明性が会社全体の方針を社員に理解・共感してもらい、一致団結して目標へ向かうための重要な要素となってきます。

ダメな経営者の特徴②話を聞かない

話を聞けない経営者は、ダメな経営者であるだけでなく人としても尊敬されません。

社員の声に可能な限り耳を傾けることは忠誠的なチームを育てることにも繋がります。会社という、時に大きな組織の中では個々の意見の重要度は下がりがちですが、1人1人がビジネスを作っていることを忘れてはいけません。

ダメな経営者の特徴③エゴ

経営者の中には、プライドが高くなりすぎたり、自分が100%正しいと考える人が沢山います。

もちろん自分の決定に自信を持つのは非常に大切なことですが、誤った判断を下した際にはきちんと間違いを認めることもとても重要です。そして、成果を出した時には社員をしっかり褒め、認めること。

尊敬されるリーダーは、自分のエゴを捨てる勇気のある人です。

ダメな経営者の特徴④保守的すぎる

経営者はビジネスの最終的な責任を取らねばなりません。失敗を恐れるのは当然です。

しかし、リスクを取って挑戦しなくては結果は絶対に見えないものです。保守的になりすぎて動けないようでは、市場に置いていかれてしまうでしょう。無鉄砲になる必要はありませんが、見込みのあるビジネス、やり遂げたいことが目の前にあるのなら勇気を持って挑戦してみることも大切です。

「あの時あぁすれば、こうしていれば…」が口癖になっていませんか?

ダメな経営者の特徴⑤リーダーシップ教育を怠る

ダメな経営者は、社員の開発育成を怠ります。社員の成長プランを考え、リーダーシップを育てることも経営者の重要な役割です。

数年後に成長している会社を目指すなら、人材レベルも共に向上させ、よりモチベーションとスキルの高い社員を育成するべきしょう。

ダメな経営者の特徴⑥コミュニケーション不足

経営者は時に、自分の頭の中でアイデアや戦略を完結し、社員への伝達を怠ります。

これでは、社員と事業の方向性を議論する際にミスコミュニケーションによるトラブルになりかねません。というのも、例えば経営者が頭の中で熟考して消去した選択肢を、社員が勧めてきた時に、即座にNGを出してしまっては社員はもちろん不満を感じます。

経営者としてどのような思考プロセスを経て自分の中で意見がまとまったのかを伝えることは、コミュニケーショントラブルと防ぐ上でも、ステークホルダーを納得させる上でも重要です。

ダメな経営者の特徴⑦24/7で働きづめ

24時間365日仕事しかしない経営者は、よく言えば献身的ですが、実際は経営者として優秀とは言えません。

これは2つの理由からです。

1つは、経営者が常に働き詰めでは、社員も休みを取りづらくなり、やがて残業だらけの組織文化が根付き、結果として会社全体が疲弊してしまうためです。

2つ目の理由は、経営者が働き詰めな会社とは、経営者が現場にいないとビジネスが回らない状態に陥っているということだからです。つまり、経営者いなくなった途端、ビジネスは大きく傾く可能性があり、とても持続可能とは言えません。

これは私たち仕組み経営が常に唱えてきましたが、優秀な経営者による永続するビジネスとは経営者が現場にいなくとも勝手に成長していく組織なのです。

ダメな経営者と優秀な経営者の違いとは?

では、ダメな経営者と優秀な経営者の決定的な違いとは何でしょうか?

結論から言うと、奇跡的な成功を収めている優秀な経営者とダメな経営者の違いは、“起業家の視点”を持っているかどうかです。

起業家の視点

優秀な経営者は起業家の視点からビジネスの外側から働きかけ、彼らがどこにいようとも機能するビジネスを作り上げています。これを「Work ON business」と呼びます。

一方のダメな経営者たちは、ビジネスの中で働いており、彼らが休めば会社は機能しなくなってしまいます。このことを「Work IN business」と言います。

Working ON your business」と 「Working IN your business」の違い

「Working IN your business」とは、レストランオーナーが下ごしらえをしたり、電話営業をしたり、広告を書いたり、毎日やらなければならない仕事をやることを意味しています。

一方、「Working ON your business」とは、ビジネスを運営するための、より優れた方法を開発することです。

一貫した結果を生み出すためのシステマチックな方法を開発することです。

「Working ON your business」とは、一貫した結果を生み出しながら、拡張可能なビジネスを構築するために働くことなのです。それが出来たとき、そのビジネスは他のビジネスと完全に差別化されます。

起業家的な視点を持つ経営者は、達成すべき結果を生み出すための最高のシステムが何かを追求し続けているのです

さらに、優秀な経営者は、起業家の視点からビジネスを成長させるシステムを構築するために方法論やプロセス、やり方を学ぼうとします。

一方、ダメな経営者はそれまでに身に付けた一般常識や技術があればビジネスを運営できると勘違いしています。

例えば、「服をクリーニングする仕事」は、ビジネス運営の中の一部の仕事でしかないのです。その仕事と、「クリーニングビジネスを構築する仕事」は別物です。ダメな経営者は洋服のクリーニング作業に自ら打ち込み続け、どうしたらもっと綺麗にできるかを考えますが、優秀な経営者は自らクリーニング作業は行わず、どうしたらもっと店舗を増やしクリーニングビジネスを拡大できるかを考えます。

マクドナルドの創業者であるレイクロックも、ハンバーガーなど作って消費者に売ることは一切せずに、完全にマニュアル化されたハンバーガービジネスそのものを沢山のフランチャイズオーナーに販売することに全力を注いでいました。彼が起業家の視点を持ち、ビジネス自体を成長させることに集中したからこそマクドナルドは世界一のハンバーガーチェーンとなれたわけです。

参考記事:「レイクロックはなぜ成功したのか?名言から見える最高の経営術

起業家の視点は、適切に勉強し、理解し、実行すれば誰でも養うことができます。

ダメな経営者が優秀な経営者に変わるには

では、ダメな経営者が起業家の視点を養い、優秀な経営者になるためにはどうしたら良いのでしょうか?

ここからは、起業家のバイブル「はじめの一歩を踏み出そう」の著者マイケル・E・ガーバーにが提唱する経営者が起業家の視点を養うために重要な3つのポイントを解説していきます。

前提知識:経営者の3つの人格

ポイントを紹介するに入る前に前提として知っておいていただきたい知識が、経営者の持つ3つの人格についてです。

経営者には、3つの人格「職人」「マネージャー」「起業家」があります。

職人は、目の前の仕事をする人で、マネージャーはシステム的に考え、人を使って結果を出す人、起業家は未来を形作る人です。

私たちの中には、「職人」「マネージャー」「起業家」、すべての人格が存在し、そのどれもが必要不可欠なのです。どれが欠けても会社は混乱します。

ダメな経営者は、「職人」と「マネージャー」の人格はもっているでしょう。最後に「起業家」の人格をどう育て、3つのバランスを取るかが重要です。

ポイント1:ビジョンを定義する

マイケルEガーバーは、経営者にとって自分の人生に何を求めているかを知ることが何よりも大切だと語っています。

人生の最大の目的、ビジョンを定義し、その目的を達成する中に自分のビジネスを位置付けます。

こうすることで、起業は単なるお金稼ぎでも、会社勤めから逃れるための手段でもなくなり、自分の人生の目的の達成に必要不可欠な要素に変わってきます。

更に、会社のビジョンと自分の人生のビジョンを連動させることで、会社のビジョンは経営者自身のビジョンとなるので、経営者は会社経営に全身全霊を注ぐことに繋がります。

ビジョンのない会社経営は、目的地のない旅と同じです。

ビジョンについては下記記事も参考にどうぞ。

参考記事:「ミッション・ビジョン・バリューとは?作り方や違いを完全解説

ポイント2:システムを作る

ビジョンを定義して向かうべき場所がわかったら、目標を達成するために最適な仕組みを構築します。

仕組みなんて構築しなくても人を雇えばそれでいい、ビジョンは達成できると思う人もいるでしょう。しかし、人に依存している状態のビジネスは持続可能ではないのです。

例えば、会社の売上の30%を担う極めて優秀な営業がいたとしましょう。しかし彼が突然病気になって働けなくなったら、売上は30%減少してしまいます。代わりの営業を雇ったとしても、彼と同じ成果を出せるとは限りません。

一方、もしも彼の営業スタイルを分析し、同じようにすれば誰でも同じ売上高を達成できる仕組みを作っていたらどうでしょうか?彼がいなくなっても問題ないばかりか、全員の売上が向上するので日々の売上は倍以上にまで成長するでしょう。

そして経営者のビジョンはより高い確率、早いスピードで実現へ向かっていきます。

システムを作るのは簡単でありませんが、まずはマニュアル化しやすい業務からマニュアル作りを始め、最終的には経営に関わる重要な業務まで仕組み化し、経営者自身が1ヶ月留守にしても売上が落ちない状態を目指しましょう。

ポイント3:志士を集める

ビジネスをシステムに依存させるのが一番ですが、企業においては人材もやはり重要な要素です。マイケルガーバーによると、企業における人材には3つのタイプがあります。

「傭兵」「作業者」「志士」です。

「傭兵」はあらゆることを知っていて、エキスパートです。経験があります。しかし、彼らは報酬目当てなので、忠誠心はありません。

「作業者」は、毎日仕事に来ますが、会社を信頼していません。単に会社に来て席に座り、まじめに仕事をしているだけです。想像力も情熱もありません。

大半の普通の会社には、傭兵と作業者がいます。

最後に「志士」は、信心深い人たちです。彼らの問題は、彼らには、何か信じるものが必要だということです。したがって、彼らは自分の会社を作って、そこで自分が信じられるものを追求するか、ほかの会社でそれを見出す必要があります。

そして、起業家とは、志士たちが信じられるものを創造する人です。そのためには、会社のビジョンを志士たちのビジョンと連動させることがとても大切です。

企業の人材育成は、志士を育てることに大きな意味があり、志士がたくさん集まった会社は、経営者が毎日必死に社員を追い立てずとも、彼らの自発的な行動によって会社がビジョンへ向かって動いていきます。

最後に

さて、ここまでダメな経営者の特徴と、優秀な経営者との違い、ダメな経営者が優秀な経営者へ変わるために必要なポイントを解説してきました。

重要なのは、起業家の視点を養うことです。

私たち、仕組み経営ではマイケルガーバーの方法論に習って、ビジネスの仕組み化を実現し、会社を人依存から仕組み依存へ変革させるお手伝いをしています。
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