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【仕組み化の原則】社長(経営者)の人生計画から逆算して事業計画を作る

ビジネスには、オーナーであるあなたの個人的な価値観や人格、人生の目的や計画が反映されています。ビジネスをより良くしたいと思ったら、あなたの内面に目を向けることが最初の一歩です。

 

経営者個人と会社の関係性

例えばこんな感じです。社長の考えは社員の行動にも反映されています。社員に不満を言う前に、自分の価値観や行動を見直してみましょう。

 

例えるならばビジネスとはあなたの子供のようなものです。体は離れていても価値観や人格はあなたの影響を受けています。

経営者個人の価値観は、会社のコアバリュー(基本的価値観)に繋がり、

経営者個人の人生の目的は、会社のミッションに繋がり、

経営者個人の人生計画は、会社の事業計画に繋がります。

 

あなたのリーダーとしての能力は、あなたがすべてのことについて良く知っているかどうかによって決まるものではない。

それは、あなたが自分の強さや弱さについて、いかにオープンであるか、いかに正直であるかによって、決まるのである。

by マイケルE.ガーバー

 

社長の人生計画

私たちが、仕組み経営を普及させようと思っている理由、

それは、仕組み化が経営者の【究極的な2つの悩み】を解決するからです。

その悩みとは、

・いまの会社を将来どうしていくか?

・自分は将来どう生きていくか?

です。

これはいつもお伝えしているのですが、経営者、特に創業社長にとって、絶対に逃げられない事実は、

いつか自分が創業した会社を離れる時が来る

ということです。

高齢による廃業、事業承継、会長職への勇退、事業売却、病気/死亡など、理由は、いつか会社を離れるときが来るのが事実です。

現役の経営者にとって、最後にして最大の大仕事は、そのときに向けた準備をする、ということです。

その準備が出来なければ、自主廃業ということになり、顧客、社員、関係各社への義務を果たせなくなります。

そして、経営者が会社を離れる時に向けて出来る【準備】とは、

会社を仕組み化することに他なりません。

たとえば、会社を売却しようと思った場合、会社が仕組み化されていなければ、つまり経営者不在で成長するような会社になっていなければ、売却しても二束三文にしかなりません。

仕組み化レベルが上がると会社の売却価格は上がる

これはいくつかデータがありますが、

私たちが定義するところの【仕組み化レベル2:事務作業が仕組み化されている】状態の場合、あなたの会社を売却しようと思ったとき、その価格は”1年分の営業利益とほぼ同じ”という試算があります。

仕組み化レベルについてはこちらをご覧ください。

つまり、会社の営業利益が年間2000万円だったとすると、あなたが会社の株式を全部手放し、第三者に売却した場合、あなたに残るのは2000万円ということになります。

世の中の多額のM&Aニュースを聞いている人からすると、”そんなに安いの?”と思われるかも知れませんが、中小・スモールビジネスの場合、これが実態です。

一方、【仕組み化レベル4:戦略的な仕事が仕組み化されている】状態の場合、あなたの会社を売却しようと思ったとき、その価格は”ほぼ1年分の営業利益の7倍”という試算があります。

同じく営業利益が年間2000万円だったとすると、あなたに残るのは1億4000万円ということになります。

同じ会社を経営していても、仕組み化されているかどうかで値段が7倍にもなるのです。

仕組み化できているかどうかで、その後の人生が大きく変わります。

 

仕組み化できなければ、事業承継も出来ない

売却ではなく、家族承継、社員承継の場合でも同じです。

仕組み化されていなければ、譲られた側も大変です。

なにしろ、あなたにしかわからないことや出来ないことがたくさんあるわけです。

あなたも引退しようと思ってたのに、いつまでたっても離れられない、という状況になります。

・いまの会社を将来どうしていくか?

を考えた時、売却、承継、いずれの選択肢を取るにしても、仕組み化が必須なのです。

 

人生計画から逆算して事業計画を立てる

また、仕組み経営の最も原則的な考え方の一つは、

”経営者の人生計画を実現するように事業を創ること”

です。

事業とは、それにかかわる人(経営者含む)人生を豊かにするためのものであり、
経営することで経営者の人生が疲労してしまっては意味がありません。

ですので、仕組み経営では、まず、

・自分は将来どう生きていくか?

を明確化していきます。

自分は将来、こうありたい、こうなりたい、というビジョンに向けて、

会社をいつまでにどういう状況にするか?

というビジョンを立てます。

仕組み化はそのための手段です。

仕組み経営はすべての経営者がいずれ直面する、大きな二つの問題を解決するために設計しています。

ビジネスに関わる人の中でも、まず、会社を経営している経営者ご自身の人生が経済的にも精神的にも豊かになり、計画が実現されることが第一かと思います。

いや、経営者は多少自己犠牲してでも、顧客や社員のために尽くすものだ、というご意見もあるかも知れません。世の中にそういう美談はたくさんあります。

これは一理あるかも知れません。そもそも経営者(特に創業社長)は、起業した時点で、いろんなものを犠牲にしていますね。

よく議論になるテーマで、

顧客第一主義か、社員第一主義か?

というのがあります。

顧客第一主義の主張は、そもそも顧客が第一でなければ、売上が上がらないし、社員も大切にできない、というものです。

一方の社員第一主義の主張は、社員が幸せじゃないと、彼ら(社員)は顧客を幸せにすることなんてできない、というものです。

個人的には、この二つの主張は、どっちでもいいかなと思います。

これらはOR(二者択一)ではなく、AND(両立)させるものだからです。

ただ、ここにもうひとつ、社長の人生という視点も入れたほうが良いと思うわけです。

社員が幸せじゃないと、彼ら(社員)は顧客を幸せにすることはできない、という主張に従うならば、、、社長が幸せじゃないと、社員を幸せにすることが出来ない、ということも言えます。

昔の価値観では、会社と顧客は利害関係が対立するものだし、雇う側と雇われる側でも利害関係が対立するものでした。

しかし、いまはそんな時代でもありません。

社長 AND 社員 AND 顧客

最低限、この3者の利害を一致させている会社じゃないと成長しないかなと思います。

話を戻すと、3者の利害を一致させるためにも、まずは社長の人生計画が大切です。

会社を立ち上げたばかりの人は別にして、10年後、20年後の自分の人生を考えた時、いまと同じ仕事やるのは無理だよな、ということに気が付かれると思います。

じゃあどうするか?

さらに具体的に言うと、

いまの会社をどうするのか(承継か、売却か、廃業か)?
どのような立場でかかわるのか?
どんな組織が必要か?
どんなビジネスモデルが必要か?

ということが見えてきます。

いまの時代、5年もあれば、人生もビジネスも劇的に変わり得ます。

ぜひ人生計画からの逆算で仕組み作りに取り組んでみてください。

 

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