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最強の競争優位性とは?すぐ取り組める維持方法を紹介!

経営者の大きな課題の一つとしてよくあがるのが、自社を他社とどう差別化するのかということです。

今日は、今月の実践勉強会のテーマでもあるビジネスモデルの中から、「競争優位性」というテーマをピックアップしてお届けしたいと思います。

競争優位性とは

競争優位性とは、その名の通り、他社と比べた時に自社は何が違うのか?という優位性のことを指しています。

どんなビジネスでも競合他社があります。

同業他社であればわかりやすいですが、気が付かないうちに他業種・他業態が競合になっている場合もあります。

ウェブ制作会社の場合を考えてみましょう。

この場合の同業のウェブ制作会社はもちろん競合になります。

一方、他業種でいうとITツールが競合になります。

例えば、当会のウェブサイトはほぼすべて、海外のランディングページ作成ツールで作られています。

ウェブ制作会社に依頼すると1ページ大体数十万円ですが、ツールを使うと月々数千円で作り放題となります。

というわけで、顧客側としては制作会社に頼むか、ツールで内製するか、という選択肢があります。こんな感じで、どんなビジネスにも同業、または他業種の競合が存在します。

今月の勉強会では、競合優位性を保ついくつかの方法をご紹介していきますが、今日はそのうちのひとつをご紹介します。

 

競争優位性を維持するためには

最強の競合優位性とはズバリ、

”ビジネスを続ければ続けるほど、知的財産が増す構造”

を作ることです。

知的財産とは、要はノウハウやデータのことです。

・ビジネスを続ければ続けるほど、顧客の詳しいデータが貯まる。
・ビジネスを続ければ続けるほど、顧客のどんなニーズにも対応できるようになる。
・ビジネスを続ければ続けるほど、成功パターンが蓄積される。

もちろん、人は同じ仕事をすればするほど、その人個人には知的財産が貯まっていきます。

ただ、そのように属人的に貯めても意味がないので、社内の財産として貯まっていく構造を作るのが大切です。

たとえば、私たちの顧客であり、ビジネスパートナーでもあるマーケティング支援会社があります。

その会社には何人かのコピーライターがいて、日々チラシやウェブサイトなどのコピーとデザインを創っています。

そして、それぞれの案件で必ずABテスト(どっちのチラシが反応が良かったか)を行っています。

普通、コピーライターであれば、そのような実験を繰り返し、自分の頭の中には成功パターンが積み上げられています。要は属人的なノウハウが溜まっていくわけです。

ただ、その会社では、これまでに作った制作物、そしてそれらの対象市場、反応率、さらに、なぜそのような反応率になったのか?という反省会の議事録をすべてデータベースしておく仕組みがあります。

新人のコピーライターは、まずそのデータベースを見て学ぶことから始まります。

このようにして、案件を受ければ受けるほど、成功パターンのデータが溜まり、他社より良い制作物が作れるようになる”構造”が出来ています。

そして、既存顧客は、いままでに作った制作物のデータがすべてその制作会社に貯まっているので、もう離れられなくなります。

これが”属人的な能力”で競合優位性を創るのではなく、”仕組み”で競合優位性を創るという一つの例です。

こんな感じで、あなたの会社にも、

”ビジネスを続ければ続けるほど、知的財産が増す構造”

があるかどうかをぜひ確認してみてください。

では、本日は以上となります。