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店舗を拡大するには?5年で2000店舗増やしたフィットネス企業の事例

今日の本題、「創業5年で2000も店舗拡大する秘密とは?」です。

冒頭でも申し上げた通り、数日間だけですが、先週米国に行ってきました。

目的は視察と交渉事で、2社訪問させていただきました。

どちらもまだ詳しいことはお伝え出来ないのですが、そのうちの1社の話を少しご紹介したいと思います。

この会社、フィットネス産業なのですが、タイトルにも書いた通り、創業5年で2000近くも店舗数を増やしたモンスター企業です

いくらフィットネス産業が盛んな米国とはいえ、この数字は異常、とのことで、業界では革命児とされているそうです。

なぜこんなに店舗を拡大することができたのか?私が見た範囲での理由は以下の通りでした。

ビジョンの大きさ

彼らは既に2000店舗近く持っていますが、そこで留まっている気は全くありません。

まずは1万ほどの店舗拡大を目指しているそうです。話を聞く限り、海外展開も含めれば十分達成可能だと思いました。

ビジョンの大きい会社は、ビジョンの小さい会社を駆逐してしまう時代です。

たとえば、いま米国の小売業はアマゾンにやられまくっています(アマゾンエフェクト)。

この大きな理由は、アマゾンのほうが他の小売店よりもビジョンがデカいからです。

アマゾンは世界で一番の小売り業になるべく、オンライン、オフライン構わず投資をし、顧客にとって最適な仕組みを整え続けています。

一方のほかの小売業は店舗にこだわるあまり、世の中の流れについていけませんでした。

現在規模が同じだったとしても、1万店舗を目指している会社と5店舗で満足している会社では、集まってくる資金や人材も違いますし、どこに投資をするか、どのような戦略を取るか、どのような仕組みを作るか、なども全く異なってきます。

今回訪問した会社は、店舗の運営もIT化され、顧客にとって利便性の高く、生産性も高いものになっていました。

そのような投資が出来るのも、大きなビジョンを描き、そこに向けて資金調達や投資をしているからと言えるでしょう。

ブランド

彼らは実はひとつのブランドで2000店舗もやっているわけではなく、複数のブランドを所有し、トータルで2000店舗という構成になっています。

そして、それぞれのブランド毎に顧客層やブランドイメージが確立されています。

つまり、複数店舗を持つフィットネスブランドを一つのパッケージにし、さらにそれを複数所有することで、店舗数を拡大しているのです。

凄いのが、ブランドの維持が徹底していることです。店舗の外観やデザインにも大きな投資をしているため、顧客はどの店舗にいっても、同じ印象を受けることが出来ます(ちなみに仕組み経営ではこれを「金太郎飴理論」と呼んでいます)

フランチャイズ化(FC化)

これは当然ともいえますが、彼らは直営で2000店舗やっているわけではなく、フランチャイズ展開しています。

グローバル戦略の責任者がこんなことを言っていました。

”私たちはフィットネスの会社ではなく、フランチャイズシステムの会社だ”

この言葉通り、店舗を仕組み化し、それをフランチャイズにする仕組みが確立されているのです。

かつ、その仕組みを各ブランドに横展開しているので、店舗数が指数関数的に増えていきます。

M&A

FC化と並んで彼らが力を入れてきたのが、M&Aです。

新しい業態、新しい市場を対象にしているフィットネスビジネスを見つけると、それを買収し、自社の仕組みに沿ってリ・ブランディングし、さらにそこからFC化していきます。

このようにして、他社の力も使いながら店舗を拡大しています。

本当はもっといろいろとあるのだと思いますが、彼らが急成長している理由はこんなところが大きいかなと思います

このような急成長をすると、

・人の育成は間に合っているの?
・顧客の満足度は?

というような要らぬ心配をしたくなりますね。

彼らの場合、非常に少人数で運営できる仕組みを持っていますし、もちろん、育成の仕組みもしっかりしているようです。

また、顧客満足に関しては、人に依存させるのでなく、仕組みで解決しているので、非常に高いレベルになっているそうです。

今回話を伺った人はフィットネス業界の他社で25年やっている経験者なのですが、彼をもってして「こんなに会員の参加意欲が高いビジネスを見たことがない」と言うほどでした。

それが出来るのも、インストラクターや先生に依存させない仕組みがあるからです。

ちなみにこの会社の創業者は低階級の出身で、最初の仕事はマクドナルドでした。そこで基本的な仕組みづくりを学んだのかも知れません。

あとこの会社、日本での展開パートナーを探しているようなので、もしご興味あれば、私まで(https://www.facebook.com/shimizunaoki.exご連絡ください。(ただし、資金がある程度かかります)

では本日は以上となります。