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仕組み化のステップ1. 現状認識(経営診断、時間管理、仕事管理等)

仕組み化のステップ1は、現状認識です。

仕組み化レベル

まずこちらの図をご覧ください。これは私たちが開発した仕組み化レベルの図です。

これを見ると、いまご自身の会社がどのステージにあるかがわかると思います。

これから仕組み化に取り組もうという方は、おそらくレベル1-2くらいに当てはまるでしょう。この図を見ると、自社がどこまで行ける可能性があるのか、ということもわかってくると思います。

自社の仕組み化レベルを踏まえたうえで、さらに詳しく現状認識をしていきます。

良くある経営診断の間違い

さて、現状認識をする際、よく利用されるのが経営診断です。様々な団体やコンサルティング会社が経営診断のフレームワークやフォーマットを出しています。

この経営診断、自社を分析するのに役立つわけですが、ひとつ注意点があります。

それは、”会社はシステムである”という事実を見逃してはいけないということです。

これはどういうことか。

たとえば、何かの経営診断を受けて、以下のような結果が出たとします(項目などは適当です)。

診断結果サンプル

これを見ると、営業分野が圧倒的に弱いということがわかります。

となると、”じゃあ、営業力を強化しよう”ということになり、営業のトレーニングを受けさせたり、営業スタッフを増員したり、というような解決法を取ることになります。

ここで、会社はシステムである、ということを思い出してください。システムというのは、

個々の要素が相互に影響しあいながら、全体として機能するまとまりや仕組みのこと。

です。

会社でいえば、営業や開発、集客、リーダーシップなどの個々の要素が相互に影響しあいながら、会社全体が動いています。

ここで大事なのが、「個々の要素が相互に影響しあいながら」という点です。

結論からいえば、上記のような結果が出たからと言って、必ずしも、営業スタッフの能力が足らないことや、人数が足らないことが営業力の低下を招いているわけではありません。

もしかしたら、評価制度が間違っていて、成果が出ないのかも知れませんし、商品自体が売りにくいのかも知れません。

要するに、経営診断を行って、弱い部分がわかったからと言って、そこを直せばすべて解決するわけではない、ということです。

営業力が弱い、というのは表面に出てきている”症状”に過ぎません。症状だけを緩和しても病気は治らないのです。

経営診断の肝は、どこに根本的な”病気の原因”があるのかを見極めることです。それが出来なければ、経営診断をいくらやっても無駄です。

もう一つ、経営診断で注意が必要なのは、優先順位です。営業力が弱いからと言って、そこを直すのが会社全体にとっての最優先事項とは限りません。

会社の成長ステージや組織の状態によって、優先事項は異なるのです。

だから一般的な経営診断をやっても、大した成果が出ないのです。

ちなみにもちろん、「仕組み経営」でも現状認識のための診断があります。85項目の仕組み化診断です。

仕組み経営では、会社はシステムである、という前提に立ち、この診断によって、最初に手を付けるべき、最優先事項を導き出します。

 

時間、仕事、空間

さて、現状認識にはまだ続きがあります。

次は、時間、仕事、空間の現状認識です。

時間

時間については、自分がいまどのように時間を使っているのかを正確に把握します。そして、「はじめの一歩を踏み出そう」に出てくる職人、マネージャー、起業家、という人格のうち、どこに一番時間を使っているのかを把握します。そして、現在の時間の使い方と理想的な時間の使い方のギャップを診断します。

仕事

仕事については、現在行っている仕事を3×3のマトリックスに当てはめて、自分が行うべき重要な仕事と、それ以外の仕事に分けていきます。

空間

空間については、いまの職場や仕事環境が生産性を上げられるものになっているかどうかを診断します。

 

そのほか、「仕組み経営」の中では、リーダー特性やキャッシュフロー診断などをご用意しています。

ともあれ、ここでは自分の会社がどのような状況にあるのかを正しく把握することが大切です。

 

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