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スモールビジネスとスタートアップ、この似て非なるもの

最近、スタートアップという言葉をよく聞きます。

また、スモールビジネスという言葉もだんだん日本でも使われるようになってきました。

スタートアップは指数関数的に成長することを目的としたビジネスです。ITの活用が必須です。

一方のスモールビジネスは店舗ビジネスや物販、士業などなど、たくさんの種類があります。

この二つ、似てるようで似てません。

まず、どこが似てるの?

ということですが、

起業しようとした場合、そのビジネスアイデアがスタートアップなのか、スモールビジネスなのか?
意外と判断しにくいことがあります。

両者ではビジネスの組み立て方が全く異なるので、
起業時点で創業者が混同してしまうと、うまくいかなくなってしまいます。

言った通り、スタートアップとは、短期間で指数関数的に成長していくビジネスのことを指しています。

プラットフォームビジネスなんかはその典型ですね。

ただ、

対象としている市場が狭かったり、
市場を制圧するくらいの十分な顧客を獲得することが出来なければ、

そこそこ成長するものの指数関数的にとはいかず、そのうち成長が頭打ちになり、、、、
いつの間にかスタートアップがスモールビジネスになってしまうことが多々あります。

正直、世の中の大半のスタートアップはその道をたどるのではないでしょうか。

というわけで、スタートアップなのかスモールビジネスなのかよくわからない会社もたくさんあります。

一方で何が違うかというと、

スモールビジネスの場合、よっぽど間違わなければすぐに黒字になるのに対し、スタートアップは長期間赤字が続くという点です。

スタートアップは利益よりもユーザー数拡大を目指すからです。

この2つは全く意思決定の力学が異なるので、経営の視点が異なります。

さて、なぜ今日、この話をしているかと言いますと、スモールビジネスを経営されている方であっても、
もしさらなる成長を期待されるのであれば、スタートアップの視点を取り入れたほうが良いと思ったからです。

さっきいったとおり、両者は経営の視点が違うので、スモールビジネスを長期間経営していても、指数関数的に成長するわけではありません。

ただ、スモールビジネスがスタートアップの視点を取り入れることで飛躍的に成長することがあります。

たとえば、アメリカに37signalsというウェブデザイン会社がありました。普通のスモールビジネスです。

この会社、その後スタートアップの視点を取り入れて、Basecampというツールを開発。徐々にそちらに経営資源をシフトしていって、いま非常に有名な会社になっています。

また日本でも、クラウドサインや弁護士ドットコムという業界でも有名なサービスを展開されているのは、元々弁護士事務所を開業されていた方です。

私も昔、一度だけ法律の相談に行ったことがあります。当時はオフィスも全然小さく、所長自ら対応してくれました。当時はごく普通のスモールビジネスでしたが、今ではスタートアップになってます。

このように、スモールビジネスを経営されている方には多くのチャンスがある時代だと思います。

普通、スタートアップを始めるのは資金も人脈もない若者だと思われていますが、
実はスタートアップで最も高い成長を記録する会社の創業者は平均45歳とも言われています。

スモールビジネスを既に経営されていて、ある程度資金も人脈もある、というほうが成功率が高いのです。

というわけで、既存のビジネスを仕組み化して成長の基盤を整えつつも、視点を変えて、スタートアップのタネを見つけるということにもぜひチャレンジしてみると良いと思います。

では本日は以上となります。