【動画】”こんな複雑な仕事は標準化できない”を解決する方法



お世話になります。
一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。

これまでのメルマガで、拙著「仕組み化の経営術」の補足説明動画シリーズをアップしております。

今日は本目

「現場抜けの4ステップ」

です。

▶書籍をアマゾンで見るにはこちら:
​https://amzn.to/3wXAaGw

【動画】”こんな複雑な仕事は標準化できない”を解決する方法&書き起こし

 

書き起こし

今日は「仕組み化の経営術」に関する補足動画をお届けします。テーマは、現場の仕事から抜ける方法についてです。この内容は本書にも詳しく記載されているので、ぜひご覧ください。

多くの社長が抱えるニーズの一つは、「現場から抜けたい」ということです。現在、社長として多くの業務に関わっているが、そのままでは経営に集中できない。このため、仕組み化を進めたいと考えている方が多いのです。今日はその手法について少し触れていきます。

前回の動画では、会社の仕組みを大きく3つに分けるという話をしました。価値提供、サポート、マネージメントです。今回のテーマは、「現場の仕事」における価値提供プロセスです。つまり、現場の仕事を仕組み化して他の人に任せられるようにするということです。

現場仕事を抜けたいと考える社長の中には、「仕組み化しよう」と思い、現場の仕事を標準化すればいいと考える方がいます。しかし、いきなり標準化に取り組むとうまくいかないことが多いです。自分のやり方を他の人ができるようにすることは、一見簡単そうですが、実際には難しいのです。

標準化には事前に取り組むべきことがあります。仕組み化とは「自社独自の再現性のある仕事のやり方」と定義されていますが、まずは「顧客を決める」ことが重要です。理想の顧客を明確にすることで、仕組み化が進みやすくなります。

ステップ1: 顧客を決める

マーケティングの観点で言えば、ペルソナを設定することが必要です。自社にとっての理想的な顧客は誰なのかを明確にしましょう。あらゆる顧客に対応しようとすると、標準化が難しくなります。顧客のニーズに応じてカスタマイズした商品やサービスを提供することになり、社員にとっても複雑な対応を強いることになります。

次に、決めた顧客に対してどのような結果を約束するのかを定めます。顧客との約束を果たすために、どのような仕組みを作るのかを考える必要があります。この約束が決まらないと、何を標準化すればよいのかが見えてこないのです。

顧客との約束を果たすための仕事のやり方を、マニュアルやチェックリストで標準化していきます。この段階で重要なのは、標準化した後の改善です。改善したものをさらに標準化することで、より効果的な方法を模索していきます。

改善を行うためには、標準化した結果を数値化する必要があります。例えば、営業業務であれば、標準化後の成約率を測定し、改善策が効果的であったかどうかを確認します。このサイクルを繰り返すことで、組織の力を高めていくことができます。

これらのステップを踏むことで、社長は現場から抜けることができるのです。詳細なやり方や私が実際に現場から抜けた経験については、本書に記載されていますので、ぜひ参考にしてください。



>仕組み化ガイドブック:企業は人なりは嘘?
仕組み化ガイドブック:企業は人なりは嘘?
>

人依存の経営スタイルから脱却し、仕組みで成長する会社するための「仕組み化ガイドブック」をプレゼント中。

CTR IMG