お世話になります。
一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。
さて、先週予告いたしましたが、キンドルで「職人型社長成功マニュアル」をリリースいたしました。
文字通り、職人技を武器に起業し、自分が現場から抜け出せないという社長向けの本です。
私自身の経験も入れて、考え方とステップを書いております。
ぜひ以下から手にされてください。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DJ81R7R4/
■本書の中では、会社の成長レベルを3つに分けて解説をしているところがあります。
「はじめの一歩を踏み出そう」では、幼年期、青年期、成熟期と分かれていますが、本書では少し変えています。
レベル1. コントロール不能、自由なし
レベル1は、事業をスタートさせたばかりの段階です。
この時期、社長は時間的自由がありません。新しい事業を軌道に乗せるために年中無休で頑張っているところです。
また、それだけではなく、事業のコントロール力もありません。
事業のコントロール力がないというのは、予測不可能なことが多数起こるということです。
レベル2. コントロール力はあるが自由はない
レベル2では、事業の収益性が高まり、世間の人が思い浮かべるような社長らしい社長となります。
自分が多くの意思決定を行い、売り上げを生み出し、主要な顧客と会い、重要な業務のほとんどを実行しています。
そのため、会社の状況を完全にコントロールしています。
ただし、毎日会社に居て業務を動かし続けなければ、事業は成り立たないので自由はありません。
社員はいますが、あなたの仕事を手伝うだけで、リーダーシップを発揮してあなたの代わりが出来ることはありません。
レベル3. 完全なコントロール、完全な自由
レベル3になると、自走する事業の社長になっています。
場合によっては社長業を誰かに譲り、オーナーとしてだけ関わっています。
時には実務を行うこともありますが、それは自ら選択して行うものであり、自分が働かないと回らないからという義務感で働くわけではありません。
■レベル3の段階になると、社長には人生の選択肢が生まれます。
たとえば、
一つ目の選択肢は、このまま社長として最前線に立ち、会社の成長を続けることです。
二つ目の選択肢は、社長業を誰かに任せ、オーナー業に専念することです。
三つ目の選択肢は、第三者に事業を売却し、創業者利益を得ることです。
私たちが日々お伝えしている仕組み化は、業務の生産性向上などの目的もありますが、それよりまず、社長自身が人生の選択肢を得ることが大きな目的だと考えています。
社長は大半の人よりも多くの時間を仕事に費やし、場合によっては大きな金銭的リスクも負っています。
その割には経済的、精神的な対価を得られていない社長が多いのです。
私たちは仕組み化を通じて、社長が選択肢を得ることで、望んでいた人生を送ることが出来るようにしたいと考えています。
そのような幸せな社長のもとで運営される会社はさらに良い会社になっていくはずです。
もしあなたが今、レベル1でとにかく毎日忙しい状態であれば、そんな先のことまで考える余裕がない、と思うかも知れません。
しかし、考え方の順序として、まず自分の社長としての出口を決め、それに向けて事業を組み立てていくことが大切なのです。
出口が決まれば日々やるべきことの焦点が絞られます。
忙しくて先の事を考える暇が無い、のではなく、先の事を考えていないので目の前のことで忙しいのです。
どうすればレベル3の会社に近づけるのか。
書籍の中で書いていますので、ぜひ手にされてください。
⇒https://www.amazon.co.jp/dp/B0DJ81R7R4/
では本日は以上となります。
引き続きよろしくお願いいたします。
P.S.
「仕組みで勝手に成長する経営計画の創り方」も間もなく超早割が終了となります。
「自分の考えが伝わらない」「社員が指示待ち」という方は以下からお早めにお申込みください。