「起業家の視点」は、マイケルE.ガーバー氏から学んだことを12カ条にまとめ上げたものです。彼が過去40年間以上、世界7万社の中小・成長企業を支援してきた結果として導き出した原則と言えます。
視点とは物の見方のことを指します。同じものを見ていても、視点の違いによって解釈が変わり、行動が変わり、結果が変わります。
例えば、過去のあなたを思い出してみてください。もしかしたら以前は、「現場で飛び回ること」が正しい働き方だと信じていたかもしれません。しかし、今、この文章を読んでいるあなたは、経営リーダーが職人的な仕事に没頭してしまうことが非生産的であり、それが会社を持続発展させていくことを妨げていることも理解しているでしょう。
これはあなたに視点の変化が起こったために、“現場で飛び回る”という行為に対する解釈が変わった結果です。
そして、会社を持続的に発展させ、ビジョンを実現するためには、「起業家の視点」を身に付けることが大切です。
起業家の視点はあなたの会社と人生の関係性についての見方です。会社と人生は表裏一体であり、その関係性を理解することが重要です。
世の中には成功に役立つツールや方法論がたくさんあります。それらは確かに成功に必要なものかもしれませんが、正しい視点と共に使わなければ偉大な会社にはなりません。
自分が望む会社を創るためには、これらのツールを正しい視点に基づいた考え方と結びつけることが大切です。