会社概要
日本の中小企業を、
属人的経営から解放する
私たちは、これまで数多くの中小企業の現場を見てきました。その中で、業種も規模もまったく違うのに、なぜか同じところで社長が立ち止まり、悩み続けている現実を、何度も目にしてきました。
もしあなたが今、
- 「自分が現場にいないと仕事が回らない」
- 「社員に任せたいけれど、任せると失敗する」
- 「毎日忙しいのに、会社が前に進んでいる気がしない」
そう感じているなら、それはあなたの能力不足でも、社員のやる気の問題でもありません。
私たち仕組み経営株式会社は、社長の個人的な馬力に頼った「人依存」の経営を、誰がやっても成果が出る「仕組み依存」の経営へ移行させることで、あなたの会社を属人的経営から解放するお手伝いをしています。

私たちの言う「仕組み化」とは何か
「仕組み化」と聞くと、多くの人が「業務をマニュアル化すること」や「テンプレートを導入して効率化すること」をイメージします。しかし、私たちが考える仕組み化は、そうした表面的なことではありません。
私たちが定義する仕組み化とは、「自社独自の再現性のある仕事のやり方」を構築することです。

スターバックスとマクドナルドは、どちらも徹底的に仕組み化された会社ですが、中身はまったく違います。スターバックスの仕組みをマクドナルドに持ち込んでも機能しませんし、その逆も同じです。仕組みとは、会社ごとに固有のものです。だから私たちは、どこかの会社の型を持ち込むことはしません。あなたの会社が大切にしてきた価値観や、優秀な人の頭の中にある「勝ちパターン」を言葉にし、誰でも実践できる形にする。それが仕組み化です。
逆に言えば、「説明できない」「言葉にできない」仕事は、どんなに素晴らしい成果を生んでいても、会社の資産にはなりません。それは個人の持ち物にすぎないからです。
- 例えば、初めて入った新人でも、迷わず仕事に取り掛かれる手順があること。
- 一度起きたミスが、二度と起きないような工夫がされていること。
- 社長がいちいち指示を出さなくても、社員が自分で判断できる基準があること。
これら一つひとつが、あなたの会社だけの「資産」になります。この資産(仕組み)があれば、仕事の属人化がなくなり、社員は安心して働けるようになり、社長は本来やるべき「未来をつくる仕事」に専念できるようになります。
「導入する」のではなく、「作る」
世の中には、汎用の型を会社に導入するタイプの仕組み化があります。説明は明快で、導入も速い。ただ、外から入れられた型は、現場から見れば押しつけにしか見えません。「なぜ急に管理が厳しくなったのか」「今までの仕事は間違っていたのか」。反発は言葉に出ることもあれば、黙って辞めていく形で出ることもあります。辞めていくのは往々にして、自分で考えて動いていた優秀な社員からです。
私たちのやり方は、その反対です。
| 外から型を入れる仕組み化 | 仕組み経営 | |
|---|---|---|
| 仕組みの中身 | どの会社にも当てはまる汎用のルール体系 | 自社独自の、再現性のある仕事のやり方 |
| 起点 | 理論・型 | 社長自身の人生の計画と、顧客への約束 |
| 作り手 | 経営者が上から導入する | 方向は社長が定め、仕組みは現場の社員が作る |
| 提供の形 | 導入支援・運用の監督 | コーチによる伴走。答えは持ち込まず、一緒に作る |
| 根づき方 | 圧力がなくなると元に戻る | 自分たちで作ったものを、自分たちで守る |
自分たちで作った仕組みには、反発が起きません。自分たちの仕事を、自分たちで良くしているだけだからです。型を入れるより時間はかかります。しかし、根づき方がまるで違います。
背景にある理論
ここまでの話は、私たちの経験則だけで言っているわけではありません。組織というものの性質から導かれる話でもあります。これは最新の複雑系科学とシステム理論によるものです。
ひとつ。社長が現場を離れられないのは、能力の問題ではありません。人が増えるほど、一人がすべてを判断する形は、必要なやり取りの量が増えすぎて必ず限界に達します。これは気合いや根性の問題ではなく、規模の問題です。だから、判断を分散させ、それぞれが同じ基準を持つ構造にするしかない。「社長が全部の仕組みを作る」という設計は、会社が大きくなるほど成り立たなくなります。
ふたつ。会社の本体は、人ではなく、仕事の進み方そのものにあります。社員が入れ替わっても会社が続くのは、業務の流れや判断のルールが残っているからです。それが一人の頭の中にしかない状態を、私たちは属人的経営と呼んでいます。人依存から仕組み依存へ、というのは標語ではなく、会社の本体はもともとそちら側にある、という事実の話です。
みっつ。細かいルールを増やすほど、組織は硬直して変化に対応できなくなります。かといって何もなければ、ばらばらになります。理念は、ルールを増やさずに全員の方向を揃えられる、ほとんど唯一の手段です。私たちが仕組みだけでなく理念からつくるのは、精神論ではなく、この理由によります。
私たちが「仕組み」にたどり着くまで
なぜ、私がこれほどまでに「仕組み」にこだわるのか。それをお伝えするには、少し恥ずかしい過去のお話をしなければなりません。
20代の頃の私は、夢だけが大きい、未熟な起業家でした。「自分の島が欲しい」という漠然とした憧れから海外の島を売買するビジネスを始めたり、ITベンチャーの立ち上げに参加したりしました。しかし、結果は散々でした。資金が底をつき、経営陣の間でビジョンの食い違いが起き、組織は空中分解。気づけば30歳目前で、実質的なフリーター生活。生活費を稼ぐために始めたアフィリエイト報酬は、3ヶ月頑張ってわずか1500円という有様でした。
「自己流では、もう限界だ」
追い詰められた私は、藁をもつかむ思いで、ビジネスの本場であるアメリカの「正しいやり方」を学ぶことにしました。借金をしてまで海外の教材を買い漁り、現地へ飛び、世界の権威と呼ばれる人たちの教えを徹底的に実践しました。
すると、結果は劇的に変わりました。「正しい手順(仕組み)」に沿って動くだけで、あれほど稼げなかった自分が、短期間で大きな売上をつくれるようになったのです。「能力」や「根性」ではなく、「構造」を変えれば人は成果を出せる。その威力を身をもって知った瞬間でした。
その後、私は世界的なベストセラー『はじめの一歩を踏み出そう』の著者、マイケル・E・ガーバー氏と出会い、彼のメソッドを日本に広める役割を担うことになりました。しかし、そこで新たな壁にぶつかります。

欧米生まれの仕組み化理論は、日本の土壌にそのまま馴染まないことがあったのです。「社長は現場を離れろ」「マニュアル通りにやれ」。この考え方の根には、正しい手順と管理を設計すれば誰がやっても同じ成果が出る、という百年前の科学的管理法と同じ発想があります。理論としては筋が通っていますが、上から型を入れられた現場は動きません。日本の中小企業では、なおさらです。
「仕組みは必要だ。しかし、誰が作るかで結果が変わる」
私は、松下幸之助氏や稲盛和夫氏といった日本の経営者の考え方を改めて学び直しました。そこにあったのは、現場に立ち続ける社長の姿と、社員一人ひとりを経営者として扱う組織のあり方でした。
そうして行き着いたのが、いまの仕組み経営です。仕組みは、外から導入するものではなく、その会社の社員が自分たちの手で作るもの。社長は現場を知ったうえで、会社の方向と判断の基準を定める。社員は、その方向のもとで「うちの仕事のやり方」を自分たちで言葉にし、標準にし、改善していく。特別な才能や高い志がなくても、決められた順番で、決められたことをやれば、誰がやっても同じ場所に着く。それが「再現性のある仕事のやり方」という言葉の、本当の意味です。
私たちの事業モデル
独自の仕組みを中から作る以上、私たちの支援は「導入支援」ではなく、コーチング型の伴走になります。私たちは答えを持ち込みません。問いを立て、経営者と社員が自分たちで答えを出すのを支え、出てきた答えが再現可能な形になるまで一緒に作り込みます。
そしてもう一つ、私たちの支援体制には他社にない特徴があります。あなたに伴走するコーチが、雇われコンサルタントではなく、「自らの会社で仕組み化を実践している、現役の事業主」であるという点です。
私の経験からも言えることですが、仕組み化は机上の空論ではありません。泥臭い現場の実践論です。だからこそ、「教科書を読んだだけの人」には教えられないと考え、私たちは独自の認定制度を設けました。
私たちのコーチは、かつてあなたと同じように「人依存」の経営に悩み、そこから「仕組み」の力で自分の仕事やビジネスを変革した経験を持つ実践者たちです。
社長の孤独、社員との温度差、仕組みが定着するまでの産みの苦しみ。そのすべてを肌感覚で理解しているコーチが隣にいるからこそ、途中で挫折することなく、最後までやり切ることができるのです。
私たちがやっていること
私たちは、単にノウハウを教えるだけの会社ではありません。「どうすれば、あなたの会社が社長不在でも回るようになるか」を、経営者と社員と一緒に汗をかきながらつくり上げる会社です。具体的には、以下の3つを行っています。
方向を定める
社長自身がどんな人生を送りたいのか、顧客に何を約束するのか、何を大切にするのか。社長の頭の中にある「判断の基準」を言葉にし、すべての仕組みの起点にします。ここは社長にしかできない仕事です。
現場が仕組みを作る
その方向のもとで、実際に仕事をしている社員自身が「うちの仕事のやり方」を言葉にし、標準にし、改善していきます。作る過程で社員が考え、育っていく、「学校」のような組織風土をつくります。
伴走支援
認定コーチ(現役事業主)が、答えを持ち込まずに問いを立て、途中で挫折しないよう、仕組みが定着するまで経営者と社員に寄り添い続けます。
導入ではなく、作る。上から入れるのではなく、現場が作る。
高い志も、特別な才能も、始めるのに必要ありません。やることは決まっています。順番も決まっています。私たちは、その順番を一緒に歩きます。
私たちが何のためにこの仕事をしているのか、どんな会社を日本に増やしたいのかは、理念体系(ドリーム/ビジョン/コアバリュー)となぜ仕組み化を追求するのかでお伝えしています。
会社概要
- 名称
- 仕組み経営株式会社
- 関連団体
- 一般財団法人日本アントレプレナー学会(https://entre-s.com)
- お問い合わせ
- こちらからお願いいたします。
沿革
- 2010年11月 現・取締役清水が世界No.1(米INC誌による)の起業・経営アドバイザー、マイケルE.ガーバー氏と出会う。
- 2011年2月 マイケルE.ガーバー氏が開発した起業家育成プログラム「ドリーミングルーム」を日本初開催。
- 2013年4月 一般財団法人日本アントレプレナー学会を設立。
- 2017年6月 「仕組み経営」のコンセプトを提唱開始。
- 2017年7月 日本オリジナルの仕組み経営ファシリテーターの制度をスタート。
- 2019年12月 仕組み経営株式会社設立
- 2020年10月 仕組み経営コーチ制度をスタート。
- 2024年6月 「仕組み化の経営術」出版