
徳治主義と法治主義。ルールか人徳か?
清水直樹 徳治主義は、個人の道徳的な資質や美徳に基づいて社会を統治する考え方です。代表的な論者としては孔子がいます。一方、法治主義は、法律と法に基づいて社会を統治する原則です。代表的な論者としては韓非子がいます。会社経営においては、両者を活用することになります。本記事では、徳治と法治の成り立ちや双方の利点、落とし穴、現代における応用などついてみていきましょう。 徳治主義とは? 徳治主

清水直樹 徳治主義は、個人の道徳的な資質や美徳に基づいて社会を統治する考え方です。代表的な論者としては孔子がいます。一方、法治主義は、法律と法に基づいて社会を統治する原則です。代表的な論者としては韓非子がいます。会社経営においては、両者を活用することになります。本記事では、徳治と法治の成り立ちや双方の利点、落とし穴、現代における応用などついてみていきましょう。 徳治主義とは? 徳治主

お世話になります。 一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 さて、先週は半期に一度の仕組み経営サミットを開催させていただきました。 今回は、私から”仕組みで勝手に成長するための経営計画の創り方”についてのワークショップ、 後半では仕組み経営実践者からの事例発表をしていただきました。 今日はその内容をサマリーしてご報告させていただきます。 ご参加いただいた方も、復習用にご一読く

清水直樹 「常に創造的な仕事をする」は京セラ創業者稲盛和夫氏が示された仕事をする上での大切な考え方です。本記事では、この考え方を実践する方法を見ていきましょう。 なお、本記事は、始動塾塾長の恩田社長のお話を参考にさせていただいております。恩田社長は盛和塾の元世話人であり、仕組み経営も導入いただいているDETO社の社長です。 始動塾については以下からご覧ください。 ▶https://w

お世話になります。 一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 さて、前回のメルマガでは、先日行った研修、 「漫画キングダムから学ぶビジネス」 の研修テキスト内のコラムの二つ目をご紹介させていただきました。 コラムでは、リーダーシップ、チームビルディング、戦略のそれぞれについて、主に歴史から学べる経営の教訓について書いております。 前回はチームビルディングのパートをご紹介

お世話になります。 一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 兼ねてよりご案内しております仕組み経営サミットですが、 【本日で受付締切】とさせていただきます。 仕組み化の全体像と進め方を一気に習得いただくことが出来ます。 お客様による仕組み化への取り組み事例も発表していただく予定です。 また、ご参加特典として、現在絶賛開発中の、 「新規事業開発の仕組み化プログラ

清水直樹 マイケルE.ガーバー氏と、ジョーンという経営者の問答をご紹介します。ジョーンが直面している問題は、おもちゃである「キャラクターベア」の在庫過多。しかし、ガーバー氏はそれを単なる商品(コモディティ)ではなく、母親と子供に響く感動的なストーリーの手段として再構築するアイデアを提案しています。 以下、ジョアン(joan)とガーバー氏(M)の対話 3つの人格の意味 Joan:おはようございます、

お世話になります。 一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 兼ねてよりご案内しております仕組み経営サミットですが、【今週で受付締切】とさせていただきます。 今回は、「仕組みで勝手に成長するための経営計画」がテーマです。 計画立案に伴い、仕組み化の全体像と進め方を一気に習得いただくことが出来ます。 収録や後日配信等はございませんので、お早めにお申込みくださいませ。 ⇒h

お世話になります。 一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 さて、あなたの会社で行われている様々な業務。 これら業務には、内在しているリスクがあります。 業務は放っておくと・・・ ・肥大化/複雑化し、 ・属人化し、 ・陳腐化します。 これら3つのリスクが表面化すると、組織内は混乱し、生産性が下がります。 詳しく見てみましょう。 ■業務は肥大化/複雑化する

お世話になります。 一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 さて、私どもは日頃、 “仕組みで勝手に成長する会社を創る” ことを提唱しております、 そのために、業務を仕組み化し(再現可能にし)、自分がやっている仕事を任せていくことが大切なのですが、それだけでは十分ではありません。 自分の仕事を任せるだけでは、現状維持に過ぎませんからね。 そこでもう一つ考えるべきことがありま

清水直樹 私どもにご相談に見える会社様で、全員参加型経営を目指す方が増えてきました。そこで本記事では、全員参加型経営の実践に向けた内容をお届けします。 全員参加型経営とは 全員参加型経営とは、組織内のすべての社員が経営に参加し、責任を持って経営活動に関わる形態を指します。一部の経営陣だけで決めるのではなく、社員が自分の持ち場で判断し、組織全体の目標達成に向かう状態です。全員参加型経営では、社員がそ

こんにちは、一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 さて、これまで経営計画についてお話をしてきました。 軽く復習しますと、、、 ・経営計画は、社長の暗黙知を形式知化したものであり、社長に依存せず、持続的に成長していくために欠かせないものです。 ・一方で、経営計画の作成に際して、犯しがちな間違いもあります。 ・1つ目の間違いは、計画に夢や理想が欠けていること。経営者の思い描く理

聖人、君子、小人、愚人の分類 経営者であれば、幹部や後継者選びに悩むことがあるでしょう。その際に役立つ方針として聖人、君子、小人、愚人という4つの分類があります。この分類は、儒教の思想に基づく人格分類になります。個人の徳性と知識を軸に人物を評価し、4つに分類します。 徳性と知識、リーダーシップの重要性 儒教の思想では、徳性は個人の品格や人間関係における道徳的な資質を指し、知識は学識や知恵、教養を指

清水直樹 ブルーオーシャンとは、競争相手のいない未開拓の市場のことです。ただ、言葉の意味を知るだけでは自社は変わりません。この記事では意味をわかりやすく解説したうえで、自社のブルーオーシャンを見つける手順までご紹介します。 ブルーオーシャンとは、競争相手のいない未開拓の市場のことです。魚(顧客)を奪い合って血で赤く染まった海=レッドオーシャンに対して、誰も泳いでいない青い海。そこから生まれた比喩で

清水直樹 「人間は二度死ぬ。 一度目は肉体が滅んだ時。二度目は人々の記憶から消え去った時」という言葉があります。今日はこの言葉について経営者として得られる教訓を考えていましょう。 「人間は二度死ぬ」の意味とは? 「人間は二度死ぬ。 一度目は肉体が滅んだ時。二度目は人々の記憶から消え去った時」 まず、一度目の死、つまり肉体が滅んだ時について考えてみましょう。これは医学的な観点からの死であり、心臓の鼓

清水直樹 「吾日に吾身を三省す」は論語の中でも良く知られた章句です。本記事ではこの章句の意味や活用法についてみていきましょう。 吾日に吾身を三省すとは? 「吾日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか。 朋友と交りて信ならざるか。」とは、毎日、自分の行動や考えを三度反省するという意味です。この言葉は、論語に出てくる曾子の言葉であり、自らの行動や考えを常に振り返り、成長するための姿

清水直樹 社員の意識を改革してもっといい会社に変えていきたい、という方向けに意識改革の意味や事例、方法をご紹介していきます。 意識改革とは、社員一人ひとりや組織全体の考え方を見直し、行動が変わる状態を目指す取り組みのことです。 ただ、この記事でお伝えしたいのは言葉の意味だけではありません。意識改革を掲げた取り組みの多くは、数カ月で元に戻ります。社員の意識が低いからではありません。変える対象が意識し

清水直樹 最近、良く聞く問題の一つが「常識が通じない(言わないとわからない)」社員に対する対応です。 例えば、「新しく入った社員が基本的な挨拶をしない」「会議中にスマホをいじっている」「指示された業務を適切に実施しない」など、これまで常識として受け入れられてきた行動や態度を欠く社員が増えているとの声を聞きます。 ここではその背景や原因を詳しく探るとともに、具体的な対策を考えてみたいと思います。 「

清水直樹 今日は「能力を未来進行形でとらえる」という概念について解説します。 能力を未来進行形でとらえるとは? 「能力を未来進行形でとらえる」とは、現在の自分の能力で「できる」「できない」を判断せず、未来のある一点で達成すると決定し、その実現に向けて現在の自分の能力を日々高め、努力を絶えず行うことを指します。 これは京セラ創業者稲盛氏が掲げたフィロソフィに書かれている言葉ですが、経営者やこれから事

清水直樹 人手不足、多様化の時代、人材登用の必要性が高まっています。そこで今日は300年前にかかれた人材登用の原則をご紹介していきます。 そもそも人材登用の意味とは? 人材登用とは、組織内の優秀な人材を見つけ、彼らの能力を最大限に活用するために、適切な役職や職務に配置することを指します。 これは、組織の成長と発展にとって極めて重要なプロセスであり、その成功は組織の長期的な成功に直結し

清水直樹 石田梅岩は日本人の商売人(経営者)にとっての祖ともいえる存在です。数百年前の江戸時代から商売の道を説いており、現代の企業がその思想にようやく追いつきつつある、という印象を受けるほどです。本記事では、石田梅岩とはどういう人物だったのか、どのような思想を残したのかを見ていきましょう。 石田梅岩とは何をした人か? 石田梅岩は江戸時代の思想家で、石門心学の創始者として知られています。彼の主な活動

清水直樹 「経営12カ条」は京セラ創業者稲盛氏が提唱した経営の成功条件です。稲盛氏は、これらの12カ条を守れば、必ず成功する、ともおっしゃっており、中小・成長企業の経営者にとっては参考になるところが多々あると思います。 本記事では、経営12カ条の要約と感想文のサンプル、さらに、自分が12カ条を実践できているかどうかのチェックリストをご紹介します。 経営12カ条とは? 経営12カ条は、

清水直樹 「大家族主義の経営」とは、人の喜びを自分の喜びとして感じ、苦楽を共にし、お互いを尊重し助け合う家族のような信頼関係を基盤に、社員の物心両面の幸せを追求する経営手法です。本記事では京セラ創業者稲盛氏が提唱するこの考え方についてメリットやデメリット、実践方法を見ていきましょう。 大家族主義経営とは? 「大家族主義の経営」とは、人の喜びを自分の喜びとして感じ、苦楽を共にし、お互いを尊重し助け合

清水直樹 経営計画発表会は、経営計画を社内外に発表し、全社員、利害関係者を自社の応援団にするための重要なイベントです。本記事ではそのやり方を詳しく見ていきましょう。 経営計画発表会とは? 経営計画発表会とは、経営計画書に書いた内容を社長の口から直接社員に伝え、その場で質問を受ける場です。多くの会社では年に1回、新しい期が始まる時期に開きます。四半期ごとに開く会社もあります。 社内向けの会ですが、主

中小企業経営者にとって、優秀な人材の見分ける力は会社の生命線です。採用然り、登用然り、人材の見極めが組織の行く末を左右すると言っても過言ではありません。そこで今日は、『六韜(りくとう)』という兵法書から得られる、優秀な人材の見分け方をご紹介します。 なぜ六韜から優秀な人材の見分け方が学べるのか? 『六韜』は、周の文王・武王と太公望の対話を通じて政治や統治、人々との関わり方について詳細に述べられた兵

清水直樹 「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや(えんじゃく いずくんぞ こうこくのこころざしをしらんや)」とは、「小人物には大人物の志など分かろうはずもない」という意味です。この言葉からは経営者が学ぶべき点がいくつかあります。本記事ではそれについてみていきましょう。 「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」の意味 「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」は「小人物には大人物の志など分かろうはずもない」という意味です。陳

清水直樹 江戸時代に活躍した佐藤一斎が遺した「重職心得箇条」について解説します。経営者にとって参考とすべき教訓が多数含まれています。 重職心得箇条とは? 重職心得箇条は、佐藤一斎がその出身地である岩村藩の為に作った重役の心構えを書き記したものであり、現在の経営者やリーダーにも役立つ普遍的な指導者の心得が書かれています。 重職心得箇条は、佐藤一斎が経験と学識に基づいてまとめた、重要な職務を果たす者が

清水直樹 性善説とは人の本性は善だとする考え、性悪説とは人の本性は悪だとする考えです。唱えたのは前者が孟子、後者が荀子です。本記事では両者の違いをわかりやすく整理したうえで、経営者がどちらに立つかによって会社に作られる仕組みがどう変わるのかを考えてみましょう。 性善説と性悪説 性善説とは、人間の本性は善であるという考え方です。中国の古代哲学者である孟子(もうし)が唱えました。 一方の性悪説は、人間

清水直樹 「理念が浸透しない」は、経営者の共通の悩みですね。創業して最初の悩みは売上が上がらないことですが、その次のステージの悩みが理念の浸透です。この記事では、理念浸透とはどういう状態を指すのかを6段階で定義したうえで、浸透しない5つの原因と、実際の進め方8ステップをお伝えします。 動画でも解説しています。 理念とは何か? まず、理念そのものについてのお話をしていきます。 理念とは

清水直樹 稲盛和夫氏が主宰していた盛和塾についてまとめました。 盛和塾とは? 盛和塾(読み方は”せいわじゅく”)は、稲盛和夫氏の経験や教えを通じて学ぶ、経営者を対象とした経営塾です。”心を高め、経営を伸ばす”が合言葉であり、主には稲盛氏が提唱した京セラフィロソフィーや会計原則などについて学ぶ場として運営されていました。1983年にスタートしました。2019年末の閉塾時には国内56塾・海外48塾とな

清水直樹 帝王学とは、指導者が組織を導くために必要な原則を研究する学問です。有名な「帝王学の三原則」の意味を解説したうえで、それを社長個人の人徳に頼らず、会社の仕組みとして持つ方法までご紹介します。 帝王学とは、君主や指導者が統治や指導を行う際に必要な原則や方法を研究する学問です。古代から連綿と受け継がれてきた、人の上に立つ者のための学問だと言えます。 その帝王学に「三原則」と呼ばれる法則がありま