
「民のかまど」(仁徳天皇)から考える社長の在り方
清水直樹 聖帝(ひじりのみかど)とも言われる仁徳天皇(にんとくてんのう)の「民のかまど」についてご紹介します。会社を率いる経営者にとって、非常に参考になる逸話かと思います。 「民のかまど」のあらすじ 仁徳天皇は、日本の古代に存在した天皇の一人で、推定在位年代は4世紀後半から5世紀前半とされています。仁徳天皇の治世において、ある時、彼は高い山に登って民の暮らしを見渡したところ、炊煙が立ち上っていない

清水直樹 聖帝(ひじりのみかど)とも言われる仁徳天皇(にんとくてんのう)の「民のかまど」についてご紹介します。会社を率いる経営者にとって、非常に参考になる逸話かと思います。 「民のかまど」のあらすじ 仁徳天皇は、日本の古代に存在した天皇の一人で、推定在位年代は4世紀後半から5世紀前半とされています。仁徳天皇の治世において、ある時、彼は高い山に登って民の暮らしを見渡したところ、炊煙が立ち上っていない

凡事徹底とは、当たり前のことを当たり前に、手を抜かずやり抜くことです。会社経営では精神論として使われがちな言葉ですが、精神論のままでは組織に定着しません。この記事では意味と読み方から、ビジネスでの具体的な使い方と例文、そして社長がいなくても続く仕組みへの落とし込み方までを、仕組み化の専門家の立場から解説します。 凡事徹底の意味 凡事徹底とは、「すべてのことについて丁寧に、完璧にこなすこと」という意

清水直樹 利他の心(利他心)は良く知られた言葉であり、経営の指針としている社長も多いでしょう。そこで今日は、利他の心についての解説と、ビジネスで実際に使うための方法をご紹介していきます。 利他の心(読み方:りたのこころ)とは? 「利他の心(利他心)」とは、他人のために尽力することを意味します。自分自身の利益よりも、他人の望ましい結果を優先する考え方です。読み方は「りたのこころ」です。 ビジネスの文

COOとは・COOの定義 会社の経営に関わる意思決定を行う幹部社員を総称して「経営幹部」と呼びます。これには上級管理職のほか、企業全体あるいは企業内の大きな部門を担当する執行役員などが含まれます。「管理職」という呼び方がよく用いられますが、管理職はある一定範囲の担当業務を管理するのに対し、より経営者に近い視点が求められるのが経営幹部となります。 経営幹部の役職名にはさまざまなものがあ

Googleは、いわゆるGAFAとして知られる主要IT企業4社の1つです。また、最もイメージが優良なIT企業として毎年ランキングされ、社員の「働く満足度」が高いことでも有名です。 今回はGoogleの掲げるビジョンやミッションをご紹介しながら、それらに基づく企業カルチャーが、どのように自社の成長に結び付いているのかを見ていきます。 Googleの企業理念・パーパス・社是という呼び方について 本題に

清水直樹 ヒーローズジャーニーとは、人を魅了する物語を創るためのテンプレートです。ここではヒーローズジャーニーのテンプレートや経営に活かすための書き方、事例をご紹介していきます。 ヒーローズジャーニー(英雄の旅)とは? ヒーローズジャーニーとは、英雄が平凡な世界から冒険の旅に出て、戻ってくるまでを描いた物語のパターンです。ジョセフ・キャンベルの著書『千の顔を持つ英雄』で初めて一般化さ

オリエンタルランドの企業理念とは 東京ディズニーランド、東京ディズニーシーを運営するオリエンタルランドは、国内のエンターテインメント業界を代表する企業としてはもちろん、その組織づくりや人材育成システムのユニークさでも知られています。 その根幹となる企業理念について、オリエンタルランドは「企業使命」「経営姿勢」「行動指針」の3つを掲げています。 なお、企業理念そのものの意味や自社での作り方は「経営理

清水直樹 「民族滅亡の三原則」とは、アーノルド・J・トインビーが提唱した(異説有)とされる原則です。これを会社にそのまま当てはめると、滅びる会社と永続する会社の違いが見えてきます。 「民族滅亡の三原則」とは? 「民族滅亡の三原則」とは以下の3つです。 一、理想や理念を失った民族 一、すべての価値をお金や物質で捉え、心の価値を見失った民族 一、自国の歴史を忘れた民族 アーノルド・J・ト

清水直樹 京セラフィロソフィに「手の切れるような製品をつくる」という項目があります。今日はいったいそれがどういうことなのかを見ていきましょう。 京セラフィロソフィの「手の切れるような製品」 稲盛和夫氏が作った京セラフィロソフィには、「手の切れるような製品」という項目があります。 以下、引用してみます。 私たちがつくる製品は、「手の切れるような製品」でなくてはなりません。それは、たとえばまっさらなお

2代目社長はなぜ”無能”と言われるのか 世間ではとかく「子供というだけで2代目社長になった」とか「2代目社長だから経営が危ない」などと陰口をたたかれ、2代目社長に対する風当たりが強いのが現実です。また、創業から30年後に存続している企業の割合が実に0.02%に過ぎないという、シビアなデータも存在しています。 しかし、本当に2代目社長は”無能”なのでし

清水直樹 安岡正篤(まさひろ)氏が提唱した「三識」とは、「知識」「見識」「胆識(たんしき)」についてご紹介していきます。 安岡正篤(まさひろ)氏によれば、人物として大成するには、この三識を鍛えることが大切だということです。経営者の方であれば、ご自身が三識を鍛えると同時に、部下を育てるとき、または抜擢するときに、参考に出来ると思います。 安岡正篤(まさひろ)氏とは? 昭和の時代、多くの

清水直樹 今日は、社員を自燃性の人にするためにはどうすればいいかを見ていきましょう。 自燃性、可燃性、不燃性とは? これは京セラ名誉会長で日本航空を復活に導いた経営者として知られる、稲盛和夫氏が考案した言葉です。稲盛氏は「物に自燃性、可燃性、不燃性があるように、人間には、自分で燃える自燃性、周りから焚きつけられて燃える可燃性、周りが燃えても燃えない不燃性の3タイプがある」と語っておられます。 経営

清水直樹 後継者選びは、社長にとって、最後で最大の大仕事だと言えます。後継者の選び方次第で、会社が存続もすれば崩壊もします。そこで今日は、後継者の選び方についていくつかの指針を見ていきます。 ※後継者候補が決まったら、次は長期的な育成計画が必要です。具体的な育て方については、こちらの『社長の引継ぎで失敗する会社の共通点』をご覧ください。 後継者選定とは?進め方の全体像 後継者選定とは

清水直樹 「足るを知る」は良く知られた言葉ですが、一方で、向上心は無くていいのか?成長意欲を否定するのか?などの疑問もあるようです。そこで今日は足るを知るの本当の意味や向上心との両立について解説をしていきます。 動画でも解説しています。 「足るを知る」とは? 「足るを知る」という言葉、皆さんもご存知だと思います。辞書などを引くと「身分相応に満足することを知る」などと書いてあるわけですが、要するに自

清水直樹 よく経営者の方から、古参社員に関する悩みについてご質問をいただきます。これは創業社長だけではなく、事業を継いだ2代目、あるいは3代目の社長にとっても悩みの種となっているようです。今回は、古参社員のパターン別に、それぞれの対応策についてご説明していきます。 動画でも解説しています。 古参社員とは? 「古参(こさん)」とは、その会社や集団に古くからいる人のことです。対義語は「新参」になります

清水直樹 社長なら”自分の右腕が欲しい”と思ったことが一度や二度はあるでしょう。今日はこの考え方が危険な理由と対処法を”三国志”から学んでいきます。 動画でも解説しています。 社長の右腕とは? 「社長の右腕」とは、会社の中で実質的に社長の次に影響力がある人物のことを指します。これを「ナンバー2」という呼び方をすることもあります。 そもそも「右腕」という言葉は、その人がいないと立ち行か

清水直樹 六波羅蜜とは仏教用語ですが、経営者にとっても自身と会社を成長させるための大切な考え方が含まれています。そこで今日は六波羅蜜を経営に活かす方法について見ていきます。 動画でも解説しています。 六波羅蜜の読み方と意味とは? 「六波羅蜜(ろくはらみつ)」とは仏教用語で、この世に生かされたまま仏様の境涯に至るための、6つの修行や善行のことを指します。 「波羅蜜(はらみ

清水直樹 今日は仕事を任せるための仕組みについて解説していきます。 毎日、忙しく働いているけれど、なぜか会社が成長しない、ということもあると思います。そのような状態から抜け出すには、経営者は仕事を社員に任せ、本来経営者がやるべき仕事に集中する必要があります。しかし、社長が行っている仕事の中には、任せるのが難しい仕事があったり、安心して任せられる能力ある社員がいない、という悩みもあるでしょう。 仕事

清水直樹 SWOT分析や事業計画、経営計画策定の準備に使われることが多い便利な戦略立案ツールです。そこで本記事では、SWOT分析のやり方を具体的に見ていきます。 SWOT分析とは SWOT(スウォット)分析は、1960年代〜1970年代にスタンフォード大学の研究プロジェクトでアルバート・ハンフリー氏が考案したとされています。事業を取り巻く環境の変化に対応した、経営戦略実現のための評価

「見える化」は企業管理の手法で、財務や業務を具体的・客観的に評価し、問題解決に繋げます。工場をはじめとして、様々な分野で見える化が活用されています。見える化の意味や事例などをご紹介していきます。

清水直樹 セールスレターを上手く書ければ、扱う商品がなんであれ、売上を上げることが出来ます。そこで本記事では、セールスレターの書き方をご紹介していきます。 半年間収入ゼロ、人脈無し、売上が立つ見込みも無し。貯金も底を尽き始めた。 2007年1月、このような状態だった私が唯一持っていたのは、 ”収入を増やすには売れる文章力を身につけること” という本で仕入れた知識だけでした。 ”売れる

清水直樹 今日はフランチャイズ化について、そのメリット、デメリットや本部構築方法、展開方法をご紹介していきます。 動画でも解説しています。 フランチャイズ化とは ビジネスを運営する企業がフランチャイズ本部を構築し、フランチャイズ展開していくことを「フランチャイズ化」と言います。本部は加盟店にブランド名や商品、サービスを取り扱う権利、また経営ノウハウやビジネスモデルを提供

清水直樹 多能工化は生産性向上や人材育成に有効な方法です。今日は多能工化の意味や導入方法についてみていきます。 労働人口の減少や働き方改革の推進が背景となり、採用難により社員数を増やすことが難しい会社にとって、人手不足への有効な対策となるのが「多能工化」です。 今回は、この多能工化の意味や読み方、単能工との違い、失敗例、そして導入を成功させるための仕組みづくりについてお話しします。あ

清水直樹 「三方良し」という言葉を知っている人は多いと思います。今日はあまり知られていないその起源や実際に経営で活かす方法についてみていきましょう。 動画でも解説しています。 三方良しの意味や起源 三方良しとは、「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つがそろってはじめて良い商売だ、という近江商人(江州商人)の心得を表した言葉です。読み方は「さんぼうよし」または「さんぽうよし」。どちらでも間違

清水直樹 今日は会社を継ぐ社長が何を勉強すべきか?という話をさせていただきます。 最近は会社を継いだ、または継ぐ予定の方からのご相談が増えております。そんな中で、 社長としてやっていくために何を勉強するべきか? という話になることがあります。 世の中には、後継社長向けの塾やら交流会がたくさんありますね。それら“座学”で学ぶことも必要かも知れませんが、そんなことよりもずっ
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清水直樹 LTV : ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)とは、顧客1人あるいは1社の顧客ライフサイクル全期間で、その顧客が企業にもたらした価値の総計のことを指します。Customer Lifetime Valueを略してCLVとも呼ばれることもあります。今日はLTVの詳しい意味から計算方法、向上施策まで見てみましょう。 LTVはもともとマーケティング業界で使われていた指標でしたが、

清水直樹 集客できないことが独立系のコーチやコンサルの方にとって、最大の悩みであることが多いようです。集客が出来なければ、いくら専門的なノウハウを持っていても、披露する場所がありません。本記事では主にコンサル、コーチ向けに、なぜ集客できないのか?という7個の理由と対処法をご紹介していきます。コンサル、コーチ向けではありますが、その他のサービス業、たとえば、パーソナルトレーナーやサロン、英会話教師室

清水直樹 仕事が出来ない人への対応と指導方法をご紹介していきます。特に中小・成長企業の経営陣向けの内容になっております。 動画で見るにはこちらから 仕事が出来ない人に悩む社長 経営者の方からよく聞く悩みとして、仕事が出来ない人にどう対応、指導したら良いか?というものがあります。仕事が出来ない人とは、 会社が求める基準での成果物を出せない ミスが多い 技能習得が遅い といった傾向にある

清水直樹 大義名分とは、ある行動を正当なものとする道理と、その立場にふさわしい役割のことです。本記事では、ビジネスと仕事における大義名分の使い方を、例文と言い換え表現つきでご紹介していきます。松下幸之助氏や稲盛和夫氏の例もご紹介します。 社長はビジネスを運営するにあたって、大義名分を持ち、それに基づいてコミュニケーションを行うことで組織がまとまり、自分の理想を実現していくことが出来ま

清水直樹 2022年8月24日、日本の経営者を代表する存在、稲盛和夫氏が逝去されました。本日は追悼の意を込めて、稲盛さんの偉大な功績についてまとめたいと思います。 動画でも解説しています。 稲盛和夫は何をした人か? 稲盛和夫さんは起業家として、経営者として偉大な功績を遺しただけではなく、多くの経営者に人としての大切な哲学を伝え、日本企業の経営の在り方に大きな影響を与えた人です。稲盛さんともかかわ