パルテノン戦略で経営を安定させよう。



清水直樹
本記事ではパルテノン戦略について解説します。パルテノン戦略はジェイエイブラハム氏が提唱している概念で、経営を安定さえる仕組みとして非常に有効な考え方になります。

パルテノン戦略の提唱者、ジェイエイブラハム氏とは?

ジェイエイブラハム氏は、日本では「ハイパワーマーケティング」などの著書で知られているマーケティングのコンサルタントです。多くのクライアントへのアドバイスによって、これまで7000億円とも8000億円ともいわれる売り上げアップに貢献したと言われ、世界No.1のマーケティングコンサルタントともいわれています。

私自身も起業したての頃は、何十万円もかけて海外までジェイエイブラハム氏のセミナーに参加しに行き、マーケティングを学んだ記憶があります。

パルテノン戦略とは?

パルテノン戦略を一言でいうならば、「集客ソースを複数作り、売上を成長させよう」ということになります。

パルテノン戦略の語源は、言うまでもなくパルテノン神殿です。

パルテノン神殿は。複数の柱があることで建物全体を支えています。もし柱が1本や2本だと崩れてしまいますね。ビジネスもこれと同じで、ひとつの集客ソースに頼っていると、そこがダメになると一気に売り上げが下がってしまいます。

というわけなので、集客ソースはなるべく多く用意し、売上を安定させることが大切なのです。もちろん、集客ソースが増えれば安定するだけではなく、成長も可能です。

ジェイエイブラハム氏のスライドより引用

 

パルテノン戦略の例

たとえば私たちの例を考えてみましょう。私たちの場合、元々パルテノン戦略を学んでいたので、積極的に集客ソースを作ってきましたので、いまでは安定して顧客がやってきてくれます。

私たちの主な顧客は中小企業の経営者になります。そのような顧客層を探すために以下の集客ソースを活用しています。

ブログ/ウェブサイト

今ご覧いただいているこのブログが集客ソースの一つです。現在、月間PVが大体数万あります。大手のオウンドメディアやアフィリエイト用のブログと比べたら全然大したことがない数字ですが、私たちの場合、膨大なアクセスを集めて広告費を稼ぐ、というモデルではなく、質の高いアクセスを集めるのが目的なので、いまの状態でも安定的に集客ができています。

Facebook広告

最初に仕組み経営のビジネスをスタートしたときには、Facebook広告がメインの集客ソースでした。正直、最初はとても投資効果が高く、5,000円のセミナーに集客するのに5,000円かかりませんでした。マーケティングを学ばれている方であればわかると思いますが、このような投資効果が続けば、ビジネスは急成長します。(いまでは広告単価が上がっているのでもっと投資効果は悪くなっています)

グーグル広告

もはやグーグル広告は集客ソースの鉄板になりつつありますね。私たちも当然活用しています。

他サイトへの投稿

中小企業経営者向けにメディアを運営している会社と組み、彼らのサイトへ記事やコラムを投稿させていただいています。これも有効な集客ソースのひとつです。

紹介

既存顧客からの紹介や士業の方からの紹介で顧客がいらっしゃることがあります。紹介制度はジェイエイブラハム氏も積極的に活用することを進めている集客ソースです。

認定コーチによる集客

仕組み経営では認定コーチ制度を用意しています。すでに中小企業の経営者向けにビジネスをしている方が、仕組み経営をクライアントに提供できるという仕組みです。つまり、私たちが集客するだけではなく、認定コーチからの集客があります。

Youtube

Youtubeもまだまだ微力ですが、活用をし始めています。

 

パルテノン戦略の実践方法

では実際にパルテノン戦略を実践していく方法を考えていきましょう。パルテノン戦略では複数の集客ソースを用意していくわけですが、いきなりいろいろな集客ソースに手を出すのは賢くありません。

まず、自社が対象としている顧客が見ていそうなメディアを見つけましょう。そして、そこからの集客を最大化することです。

私たちも今ではいくつも集客ソースを活用していますが、最初はFacebook広告しかやっていませんでした。そこで集客を成功させ、ある程度の利益を上げました。その後、上げた利益を再投資し、グーグル広告やブログの構築に回しました。

「全てを得ることができる。ただし、それは一度にではない」

という有名な言葉があります。

まずは一つに集中し、集客を安定させることが大切です。その後、上がった利益や間時間で2本目の柱を作ります。さらにそれを複製し、3本目、4本目と増やしていきましょう。

パルテノン戦略の参考資料

 

会社の成長と自由時間を両立させるには?

以上、パルテノン戦略について解説してきました。仕組み経営では、このような戦略も活用しながら、会社の成長を社長の自由時間を両立させる仕組みづくりをご支援しています。詳しくは以下からウェブセミナーをぜひご覧ください。

 

 



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