本記事では、ダメな経営者・無能な社長と言われる7つの特徴を挙げたうえで、その裏にある会社の構造を解説します。特徴を並べて終わりにはしません。7つのうち6つは、社長個人の性格ではなく、社長の時間の使われ方から説明がつくからです。
ぜひ最後までご覧ください。
※尚、本記事のソースは、ジョー・ポリッシュ氏による、起業家のバイブル「はじめの一歩を踏み出そう」の著者マイケルE.ガーバーのインタビュー記事です。
経営者になってはいけない人はいるのか
先に、この記事でいちばん多く検索されている問いに答えておきます。資質で線を引けるような「経営者になってはいけない人」は存在しません。性格が向いているかどうかで会社の成否が決まるなら、仕組みも経営学も必要ありません。
ただし、次の3つのうちどれかを続けたまま人を雇うと、会社も本人も苦しくなります。これは資質ではなく、選び方の問題です。
1つ目は、自分がいちばん上手にできる仕事を手放す気がない場合です。技術に自信がある人ほどここでつまずきます。腕のいい職人が独立して社員を雇うと、社員の仕事がどうしても物足りなく見えます。結果として自分で全部やり直し、社員は育たず、社長は現場から出られなくなります。
2つ目は、決めたことを文書にする気がない場合です。頭のなかで判断が完結していると、社員は毎回社長に聞くしかありません。人数が増えるほど社長の時間が確認だけで埋まっていきます。
3つ目は、数字を見ない場合です。感覚で判断する経営は、規模が小さいうちは回ります。ただし社員が10人を超えたあたりから、どこで儲かってどこで損しているのかが本人にも分からなくなります。
いずれも生まれつきの性質ではなく、あとから変えられる習慣です。この記事の後半では、その変え方を扱います。
ダメな経営者の7つの特徴
ダメな経営者によくある特徴を7つ見ていきましょう。それぞれに、その特徴を生んでいる会社側の構造も添えました。特徴そのものより、こちらのほうが直しやすいからです。
ダメな経営者の特徴①透明性がない
情報をどこから仕入れたのか、決定が何に基づいて行われたのかを社員に対して明らかにできない経営者は、信頼を失います。社員や株主に対して誠実であることを示すために、経営者が保つべき重要なポイントです。
特に中小企業では、透明性が会社全体の方針を社員に理解・共感してもらい、一致団結して目標へ向かうための重要な要素となります。
裏にある構造:判断の基準が文書になっていないと、そもそも開示しようがありません。透明性は性格ではなく、決め方が言葉になっているかどうかで決まります。
ダメな経営者の特徴②話を聞かない
話を聞けない経営者は、ダメな経営者であるだけでなく人としても尊敬されません。
社員の声に可能な限り耳を傾けることは、忠誠心のあるチームを育てることにも繋がります。会社という大きな組織のなかでは個々の意見の重要度は下がりがちですが、一人ひとりがビジネスを作っていることを忘れてはいけません。
裏にある構造:意見を出す場が会議に無い会社では、社員は廊下で立ち話をするしかありません。社長は忙しいので聞き流します。話を聞く姿勢の問題ではなく、聞く時間が予定に入っていないという問題です。
ダメな経営者の特徴③エゴ
経営者のなかには、プライドが高くなりすぎたり、自分が100%正しいと考える人が沢山います。
もちろん自分の決定に自信を持つのは非常に大切なことです。しかし誤った判断を下した際には、きちんと間違いを認めることも重要です。そして成果を出したときには、社員をしっかり褒めて認めること。
尊敬されるリーダーは、自分のエゴを捨てる勇気のある人です。
裏にある構造:誰も反対意見を言わない環境が続くと、人は自分が正しいと思い込みます。役員会や幹部会議のように、社長の案に対して意見を言うことが役割として定められた場があるかどうかで差が出ます。
ダメな経営者の特徴④保守的すぎる
経営者はビジネスの最終的な責任を取らねばなりません。失敗を恐れるのは当然です。
しかし、リスクを取って挑戦しなくては結果は見えないものです。保守的になりすぎて動けないようでは、市場に置いていかれてしまいます。無鉄砲になる必要はありません。見込みのあるビジネス、やり遂げたいことが目の前にあるのなら、勇気を持って挑戦することも大切です。
「あの時ああすれば、こうしていれば」が口癖になっていませんか。
裏にある構造:失敗しても会社が傾かない範囲が決まっていないと、あらゆる挑戦が全部賭けに見えます。試してよい金額と期間を先に決めておくと、同じ人でも動けるようになります。
ダメな経営者の特徴⑤リーダーシップ教育を怠る
ダメな経営者は、社員の育成を怠ります。社員の成長プランを考え、リーダーシップを育てることも経営者の重要な役割です。
数年後に成長している会社を目指すなら、人材のレベルも共に向上させ、意欲と技能の高い社員を育てるべきでしょう。
裏にある構造:育成が後回しになるのは、育成の予定が業務予定に入っていないからです。緊急の仕事は締め切りがあり、育成には締め切りがありません。締め切りのない仕事は必ず負けます。
ダメな経営者の特徴⑥コミュニケーション不足
経営者は時に、自分の頭のなかでアイデアや戦略を完結し、社員への伝達を怠ります。
これでは、社員と事業の方向性を議論する際に行き違いが生まれます。たとえば経営者が頭のなかで検討して外した選択肢を社員が勧めてきたとき、即座に却下してしまっては社員は不満を感じます。
どのような思考の道筋を経て自分の意見がまとまったのかを伝えることは、行き違いを防ぐうえでも、関係者を納得させるうえでも重要です。
裏にある構造:伝える場が定期の会議として存在しないと、伝達はすべて社長の思いつきのタイミングになります。伝わらないのは口下手だからではなく、伝える機会が固定されていないからです。
ダメな経営者の特徴⑦休まず働きづめ
24時間365日仕事しかしない経営者は、よく言えば献身的ですが、実際は経営者として優秀とは言えません。
これは2つの理由からです。
1つは、経営者が常に働き詰めでは社員も休みを取りづらくなり、やがて残業だらけの組織文化が根付き、結果として会社全体が疲弊してしまうためです。
2つ目の理由は、経営者が働き詰めな会社とは、経営者が現場にいないとビジネスが回らない状態に陥っているということだからです。経営者がいなくなった途端にビジネスは大きく傾く可能性があり、とても持続可能とは言えません。
これは私たち仕組み経営が常に唱えてきましたが、優秀な経営者による永続するビジネスとは、経営者が現場にいなくとも勝手に成長していく組織なのです。時間が空かない理由は社長が忙しい10の理由にまとめています。
裏にある構造:この7つ目が、他の6つの原因になっています。現場を抱えている社長には、透明性を保つ時間も、話を聞く時間も、育成の時間も残りません。7つのうち6つは性格の問題ではなく、社長の時間が現場作業で埋まっていることの症状です。
無能な経営者と言われる社長に共通する構造
「無能な経営者」「やばい社長」と言われてしまう会社には、共通する型があります。人依存で停滞している会社にはいくつかのパターンがありますが、そのうち最初の2つがここに当てはまります。
職人型経営
手に職をつけて独立した社長の多くが、職人型経営に陥ります。独立する前、社長は会社員として専門的な能力を身につけます。専門的な能力が高まってくると、雇われているより自分で独立したほうが自由になれるし稼げるはずだと考えて起業します。
このパターンに陥る原因は、専門的な業務を理解しているから会社経営もうまくできると思い込んでいることにあります。美容師は美容室を開業し、技術者は技術の会社を創業し、大工は工務店を開業します。
しかし実際には、職人としての技術や知識を身につけることと、会社を経営することは全く別の問題です。この点を理解していないことが、職人型経営に陥る原因です。能力が足りないのではありません。必要な能力の種類が違うのです。腕のいい人ほど陥りやすい構造は職人型ビジネスの罠で具体例を挙げています。
ハブ型経営
職人型経営が長く続き、顧客数や社員数が増えていくと、次第にハブ型経営に陥ります。ハブ型経営とは、ほとんどの意思決定権限が社長に集中し、社長個人が会社の意思決定の中心になっている状態です。
この場合、組織図の上では部長や課長といった管理職が置かれていても形骸化します。最終的な判断は社長を経由しないと進まなくなり、社長がボトルネックになって業務の速度が大きく落ちます。
さらに、経営が社長個人の勘と過去の経験に依存するようになります。意思決定の過程が標準化されていないため、後継者の育成が難しくなり、事業承継のリスクも高まります。
時間の7割が「職人」に使われている
数字にすると分かりやすくなります。多くの会社では、経営者が7割の時間を職人的な人格で過ごしています。一方、数少ない成功する会社の経営者は、起業家、マネージャー、職人の人格を3分の1ずつ使っています。
この配分の差が、そのまま7つの特徴として表に出てきます。社員から見える「ダメな社長」の姿は、実際には時間配分の結果なのです。
ダメな経営者と優秀な経営者の違いとは?
では、ダメな経営者と優秀な経営者の決定的な違いとは何でしょうか。
結論から言うと、成功を収めている経営者とダメな経営者の違いは、「ビジネスの中で働く」ことと「ビジネスの外側から働く」ことの違いを理解しているかどうかです。
ダメな経営者は「ビジネスの中で働く」
ビジネスの中で働くとは、レストランのオーナーが下ごしらえをしたり、電話営業をしたり、広告を書いたりと、毎日やらなければならない仕事をやることを意味しています。ダメな経営者たちはビジネスの中で働いており、彼らが休めば会社は機能しなくなってしまいます。
彼らは、それまでに身につけた一般常識や技術があればビジネスを運営できると勘違いしています。
しかし「服をクリーニングする仕事」は、ビジネス運営のなかの一部の仕事でしかありません。その仕事と「クリーニングビジネスを構築する仕事」は別物です。ダメな経営者は洋服のクリーニング作業に自ら打ち込み続け、どうしたら自分がもっと綺麗にできるかだけを考えます。
優秀な経営者は「ビジネスの外側から働く」
一方、優秀な経営者はビジネスの外側から働きかけ、自分がどこにいようとも機能するビジネスを作り上げています。ビジネスの外側から働くとは、ビジネスを運営するための、より優れた方法を開発することです。誰がやっても一貫した結果を生み出すための、体系立った方法を開発することです。
優秀な経営者は、顧客に一貫した結果を生み出しながら、拡張できるビジネスを構築するために働きます。それができたとき、そのビジネスは他社と完全に差別化されます。クリーニング店の例でいえば、優秀な経営者は自らクリーニング作業は行わず、どうしたらもっと店舗を増やしてクリーニングビジネスを拡大できるかを考えます。
マクドナルドの実質的創業者であるレイクロックは、その典型例です。彼は自らハンバーガーを作って消費者に売ることは一切せず、どうすれば誰でもハンバーガーやポテトを統一された方法で作り、お店を運営できるかということに集中していました。そして、完全にマニュアル化されたハンバーガービジネスそのものを沢山のフランチャイズオーナーに販売することに全力を注いでいました。彼がハンバーガーを毎日作り続けることではなく、ビジネス自体を成長させることに集中したからこそ、マクドナルドは世界一のハンバーガーチェーンとなれたわけです。
参考記事:「レイクロックはなぜ成功したのか?名言から見える最高の経営術」
優秀な経営者の7つの特徴
先ほどの7つを裏返すと、優秀な経営者の姿が見えてきます。どれも性格ではなく、会社に用意されている仕組みの話です。
- 判断の基準を文書にしている:だから開示できます。透明性は結果です
- 意見を聞く場が予定に入っている:思いつきで聞くのではなく、会議の議題として固定されています
- 反対されることを役割として誰かに与えている:幹部や外部の助言者がその役を担います
- 試してよい範囲を決めている:金額と期間が決まっているので、挑戦が賭けになりません
- 育成に締め切りを付けている:いつまでに誰が何をできるようにするかが決まっています
- 伝える場が定期的にある:伝達が社長の気分に左右されません
- 現場を離れても事業が回る:だから未来を考える時間が確保できます
優秀な経営者とは、優れた人格の持ち主のことではありません。上の7つを会社に組み込んだ人のことです。順番としては、7つ目から手をつけるのがもっとも効きます。
ダメな経営者が優秀な経営者に変わるには
では、ダメな経営者が起業家の視点を養い、優秀な経営者になるためにはどうしたら良いのでしょうか。
ここからは、起業家のバイブル「はじめの一歩を踏み出そう」の著者マイケル・E・ガーバーが提唱する、経営者が起業家の視点を養うために重要な3つのポイントを解説していきます。
前提知識:経営者の3つの人格
ポイントを紹介する前に、前提として知っておいていただきたい知識があります。経営者の持つ3つの人格についてです。
経営者には、「職人」、「マネージャー」、「起業家」という3つの人格があります。
職人は目の前の仕事をする人です。マネージャーは仕組みで考え、人を使って結果を出す人です。起業家は未来を形作る人です。
私たちのなかにはこの3つすべての人格が存在し、そのどれもが必要です。どれが欠けても会社は混乱します。
ダメな経営者は、「職人」と「マネージャー」の人格は持っているでしょう。最後に「起業家」の人格をどう育て、3つのバランスを取るかが重要です。
ポイント1:ビジョンを定義する
マイケルE.ガーバーは、経営者にとって自分の人生に何を求めているかを知ることが何よりも大切だと語っています。
ダメな経営者はビジョンなく、毎日同じ働き方を続ける
ダメな経営者はビジョンを描くことなく、毎日起こる出来事に反応して仕事をしているだけです。その結果、1年経っても10年経ってもビジネスがたいして成長しません。ビジョンのない会社経営は、目的地のない旅と同じです。
優秀な経営者はビジョンから逆算して仕事をする
一方、優秀な経営者は人生の最大の目的を定義し、その目的を達成するなかに自分のビジネスを位置づけます。
こうすることで、起業は単なるお金稼ぎでも、会社勤めから逃れるための手段でもなくなります。自分の人生の目的の達成に欠かせない要素に変わります。
さらに、会社のビジョンと自分の人生のビジョンを連動させることで、会社のビジョンは経営者自身のビジョンになります。だからこそ、会社経営に全身全霊を注げるようになります。
ビジョンについてはミッション・ビジョン・バリューの作り方も参考にどうぞ。
ポイント2:システムを作る
ビジョンを定義して向かうべき場所がわかったら、目標を達成するために最適な仕組みを構築します。
ここでもダメな経営者と優秀な経営者は正反対の考え方をします。
ダメな経営者は人に依存する
ダメな経営者は、仕組みなんて構築しなくても人を雇えばそれでいいと考えています。しかし、人に依存している状態のビジネスは持続可能ではありません。
たとえば、会社の売上の30%を担う極めて優秀な営業がいたとしましょう。彼が突然病気になって働けなくなったら、売上は30%減少してしまいます。代わりの営業を雇ったとしても、彼と同じ成果を出せるとは限りません。
優秀な経営者は仕組みに依存する
一方、もしも彼の営業のやり方を分析し、同じようにすれば誰でも同じ売上を達成できる仕組みを作っていたらどうでしょうか。彼がいなくなっても問題ないばかりか、全員の売上が向上します。
そして経営者のビジョンは、より高い確率で、より早く実現へ向かっていきます。
システムを作るのは簡単ではありません。まずはマニュアル化しやすい業務から手をつけ、最終的には経営に関わる重要な業務まで仕組み化して、経営者自身が1ヶ月留守にしても売上が落ちない状態を目指しましょう。
ポイント3:志士を集める
ビジネスを仕組みに依存させるのが一番ですが、企業においては人材もやはり重要な要素です。マイケルE.ガーバーによると、企業における人材には3つのタイプがあります。
「傭兵」、「作業者」、「志士」です。
「傭兵」はあらゆることを知っている専門家です。経験もあります。しかし報酬が目当てなので、忠誠心はありません。
「作業者」は毎日仕事に来ますが、会社を信頼していません。単に会社に来て席に座り、まじめに仕事をしているだけです。想像力も情熱もありません。
大半の普通の会社には、傭兵と作業者がいます。
最後に「志士」は、信じるものを持つ人たちです。彼らには何か信じるものが必要です。したがって、自分の会社を作ってそこで信じられるものを追求するか、ほかの会社でそれを見出す必要があります。
そして起業家とは、志士たちが信じられるものを創造する人です。そのためには、会社のビジョンを志士たちのビジョンと連動させることがとても大切です。
企業の人材育成は志士を育てることに大きな意味があります。志士がたくさん集まった会社は、経営者が毎日必死に社員を追い立てずとも、彼らの自発的な行動によって会社がビジョンへ向かって動いていきます。
ポイント4:今週から変えられる3つの動作
考え方が分かっても、日々の予定が変わらなければ何も起きません。今週からできることを3つ挙げておきます。
1つ目は、現場作業をしない時間を予定表に入れることです。週に半日で構いません。会議室でも自宅でもよいので、電話が来ない場所に移動します。この時間が取れないなら、7つ目の特徴がまだ残っています。
2つ目は、社員から来た確認のうち、同じ内容のものを1つ選んで基準を書くことです。「いくらまでは自分で判断してよい」「この条件を満たしたら受注してよい」。一行で構いません。1つ書くたびに、その確認は二度と来なくなります。
3つ目は、自分がやっている仕事を1つ、誰かに渡すことです。いきなり重要な仕事を渡す必要はありません。渡すときは、やり方を口で説明するのではなく、手順を書いてから渡します。書けない仕事は、まだ自分でも整理できていない仕事です。
ダメな経営者についてよくある質問
ダメな経営者と無能な経営者に違いはありますか
検索されている言葉が違うだけで、指している中身はほぼ同じです。どちらも社員から見たときの印象を表す言葉で、能力の測定結果ではありません。実際に会社が停滞している原因は、本記事で挙げた職人型経営とハブ型経営のどちらかであることがほとんどです。
経営者になってはいけない人の特徴は何ですか
資質で線を引ける特徴はありません。ただし「自分がいちばん上手にできる仕事を手放す気がない」「決めたことを文書にする気がない」「数字を見ない」の3つを続けたまま人を雇うと、会社も本人も苦しくなります。いずれも習慣なので、あとから変えられます。
自分がダメな経営者かどうかを確かめる方法はありますか
一つだけ確かめ方があります。1ヶ月休んだとき、売上が落ちるかどうかです。落ちるなら、まだビジネスの中で働いています。落ちないなら、外側から働けています。難しく考える必要はありません。
社長がダメだと感じたとき、社員にできることはありますか
社長の性格を変えようとしても、まず動きません。効くのは、判断が止まっている場所を具体的に示すことです。「この確認に毎回3日かかっていて、その間に案件が2件流れました」のように、事実と損失で伝えます。基準を決めてもらう提案までできると、話が前に進みます。
優秀な経営者になるには何から始めればよいですか
現場作業をしない時間を、週に半日だけ予定表に入れることからです。ビジョンを描くのも仕組みを作るのも、その時間がなければ始まりません。順番を逆にして「まず考え方を変えよう」とすると、たいてい日常業務に飲み込まれて終わります。
社員が10人を超えたあたりから急にうまくいかなくなりました
ハブ型経営に入った合図です。社長一人が判断できる件数には上限があり、その上限を人数が超えたということです。人を増やす前に、社長を経由しなくても決まる判断を何件作れるかを考えてください。
ダメな経営者から抜け出し、仕組みで成長する会社を創る
ここまで、ダメな経営者の特徴と、優秀な経営者との違い、変わるために必要なポイントを解説してきました。
もう一度お伝えします。7つの特徴のうち6つは、社長の性格ではなく、社長の時間が現場作業で埋まっていることの症状です。だから、直す順番は性格ではありません。時間の使い方と、判断を任せる仕組みのほうです。
私たち仕組み経営では、マイケルE.ガーバーの方法論に倣って、ビジネスの仕組み化を実現し、会社を人依存から仕組み依存へ変革させるお手伝いをしています。
詳しくは以下で解説していますので、ぜひご覧ください。


