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ビジネスモデルとは?優れたビジネスモデル変革に欠かせない視点

ビジネスモデルとは?優れたビジネスモデル変革に欠かせない視点ビジネスモデルとは何か?

経営者ならば知っていないとまずいこの言葉、わかっているつもりでも一言で答えるのは難しいですね。

今回はそんなビジネスモデルとは何かをテーマに、優れたビジネスモデルとビジネスモデルの変革に欠かせない視点を2つ紹介していきます。

本記事を読めば、会社を成長させるために、自社のビジネスモデルには今、そして将来何が必要なのかかわかるでしょう。

ぜひ最後までご覧ください!

ビジネスモデルとは?

ビジネスモデルとは、一言でいえば「会社が収益をあげる仕組み/構造」のことです。

「ビジネスモデル」という言葉が今ほど有名になったのは、おそらく書籍「ビジネスモデルジェネレーション」が出版されてからではないでしょうか。

私もこの書籍を何度も読み、ワークショップに参加し、仲間とともに、共著者のイヴ・ピニョール氏にインタビューしたこともあります。

この書籍は、ビジネスモデルとは何か?を網羅的に示したという点で評価されるべきものだと思います。

ただ、この書籍を読むだけでは、有能なファシリテーターやアドバイザーがいない限り、優れたビジネスモデルを生み出すのは相当無理があると思います。

そこで、ここでは、もう少し簡潔にビジネスモデルを考えてみます。

優れたビジネスモデルとは少なくとも次の質問に明確な答えを出せるものだと言えます。

•対象市場はどこか?

 

•あなたはどんな問題を解決しようとしているのか?

 

•その問題をどのようにして、他社よりうまく、安く、早く解決するか?

 

•利益モデルは何か?

 

•競争優位性をいかにして維持するか?

正直なところ、ほとんどの中小・スモールビジネスでは、上記の質問に明確な答えは持っていないと思います。(持っていたら既にワールドクラスの会社になっているかもしれません)

しかし、いずれにしろ、これらの質問を考え続けることが、優れたビジネスモデルを発明するためのプロセスになるはずです。

ビジネスモデル変革に必要な視点①

以上の質問を考え続けることで、会社のビジネスモデルをより良い方向に変革して行くことができますが、

ビジネスモデルについてはもう一つ重要なことがあります。

それは商品や会社にライフサイクルがあるように、ビジネスモデルにもライフサイクルがあるということです。

起業家のバイブルである「はじめの一歩を踏み出そう」の著者マイケルE.ガーバーは書籍の中で次のように書いています。

”どのような会社であっても、社会が大きく変化して、存在意義を失い、顧客の要望にこたえられなくなるときは来るものだ。それを予め予想して、「新しい会社」ー起業家としての第二の人生の始まりーの準備を始めなければならない。”

ほとんどの読者の方は見逃していると思いますが、これはガーバーのメッセージの中でも特に重要なものです。

ガーバーの中心的なメッセージは、起業家精神(アントレプレナーシップ)です。

私が社名にアントレプレナーという言葉を入れたのはそのためです。

そして、アントレプレナーの仕事とは、ここで言っている「新しい会社」を発明することなのです。

これは何も新しい会社を登記するということではなく、いまの事業を運営しつつ、時代の変化に対応した新しい事業を発明することを意味しています。

ガーバーがいつも成功例として挙げていたマクドナルドですら、いまの社会での存在意義を問われているのはご存知のとおりです。

これは時流とともに、ビジネスモデルのライフサイクルが進んできたためという理由があると思います。

ビジネスモデル変革に必要な視点②

ビジネスモデルのライフサイクルをうまく管理していくためには、ビジネスモデルのバージョンアップという考え方が必要になります。

たとえば、Windowsはバージョン1から始まり、いまでは10までバージョンアップしています。

そして、そのたびごとに操作性を含めて、大きな変化を加えています。

ビジネスモデルも同じように、時流や市場環境の変化に合わせてバージョンアップさせていく必要があります

ガーバーは次のようにも言っています。

”現状を維持するためにわずかばかりの変化を加えるだけじゃなくて、会社を全く新しい場所に持っていくような根本的な変化を考えるべきなんだ。ワールドクラスの会社を創るためには、過去の成功した部分を残しながらも、決して聖域を創るべきではない。”

ここで言っている、

「会社を全く新しい場所に持っていくような根本的な変化」

というのが、ビジネスモデルのバージョンアップといえます。

これは新商品を出すとか、店舗を増やすとか、価格を変えるとか、そういうレベルの変化ではありません。

利益の取り方、競争優位性、さらには必要ならば対象市場まで変えていくことを指しています。

実際、ガーバーが1977年に創業した会社では、私が知る限り、過去に少なくとも4回、ビジネスモデルの大きなバージョンアップを繰り返しています。

2000年代に入ってからは2回ほどバージョンアップしているので、時代の変化のスピードが早まるとともに、バージョンアップのスピードも早まっているのだろうと思います。

そして、重要なのは、ビジネスモデルがバージョンアップしても、創業時の「世界中の中小・スモールビジネスを変革させる」という思想は、創業から40年たった今でも変わっていないことです。

思想はブラさずに、思想実現のための手段であるビジネスモデルは時代とともにバージョンアップさせていく、

だからこそ、いまでも業界内で権威性を持った存在になっているのです。

他にもいま有名になっているワールドクラスの会社の歴史を紐解いてみると、その多くが、途中でビジネスモデルをバージョンアップさせています。

そして、バージョンアップを繰り返したビジネスモデルが、ある時、市場とうまくマッチし、爆発的な成長を遂げ、職人型ビジネスから起業家型ビジネスへと変革しているのです。

 

いかがだったでしょうか?

まとめると、会社の現在のビジネスモデルをより良いものに変革していくために必要なことは以下の3つです。

①次の5つの質問の答えを考える

•対象市場はどこか?

•あなたはどんな問題を解決しようとしているのか?

•その問題をどのようにして、他社よりうまく、安く、早く解決するか?

•利益モデルは何か?

•競争優位性をいかにして維持するか?

②ビジネスモデルにはライフサイクルがあり、

③時代に合わせたバージョンアップが必要であるという視点を持つ

ぜひ以上を念頭に置きながらビジネスモデルを見直してみてください。