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革新性とは普通のビジネスを凄いビジネスにすること。

こんにちは、一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。この記事では、「革新性」をテーマに解説していきます。対象読者は中小・成長企業経営陣の方です。

このサイト「仕組み経営」で提唱しているひとつの要素は、革新性を持ったビジネスを創ることです。

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革新性とは?

一般的には、革新性というと、最新のテクノロジーを使うとか、画期的なビジネスモデルを開発することを想像されると思います。しかし、仕組み経営で提唱している革新性とはそういう意味ではありません。

革新性とは普通のビジネスを他社とは違う方法で行うこと

これが定義です。

革新性を持ったビジネスの例

多くの人は、たくさん売る(成功する)ためには斬新な商品や画期的なテクノロジーを使わないといけないと思っています。

しかし、皆さんご存知の右のような有名な企業は何を売っているのでしょうか?

マクドナルド、スターバックス、ユニクロ、ニトリ、、、彼らは世界中に店舗を展開している非常に成功しているビジネスと言えます。

しかし考えてみてください。彼らが実際に売っているものは何でしょうか?

  • マクドナルド・・・ハンバーガー
  • スターバックス・・・コーヒー
  • ユニクロ・・・服
  • ニトリ・・・家具

です。そうなのです。彼らは何か画期的な商品やサービスを売っているわけではないのです。彼らが売っているのは、言ってしまえば、「ありふれた商品=コモディティ商品」です。

実は永続している会社ほど、ありふれた商品を売っています。それらの商品は少なくとも10年経っても需要が耐えることがありません。

ただし、他とは違うやり方で売っているのです。

マクドナルドは一店舗目から革新的だった。

例えばマクドナルドを見てみましょう。彼らは創業当初からハンバーガーというありふれた商品を売っていました。

しかし、先ほど出てきた通り、一店舗しかなかった頃から既に、”店が汚くて、味も量も出てくるスピードもバラバラ“という従来のハンバーガー屋の常識を覆し、”いつも期待通りのスピードで“ハンバーガーを提供し、繁盛店になりました。

「ファウンダー」というマクドナルドの創業物語を描いた映画があります。この映画を見ていただくとわかりますが、当時、ミルクシェイク製造機の営業マンとしてマクドナルドを訪れたレイクロック氏は、その店舗を見て革新性に驚きました。そして、マクドナルド兄弟からフランチャイズ権を買い取り、マクドナルドの全米展開をスタートさせたのです。その後の広がりはあなたの知る通りです。

つまり、マクドナルドは、ハンバーガーというごく一般的な商品を他のハンバーガーショップとは全く異なる売り方で売っていたのです。

先ほど例に挙げたスターバックスやユニクロ、ニトリなども同じです。世の中で成功している会社が売っている商品というのは、実はそのほとんどは、その他大勢の会社が売っている商品と大差ありません。むしろ、中小企業が職人技で作っている商品のほうが品質が良いかも知れません。

しかし、世界に広がるような成功する会社になるかどうかは、商品よりも売り方が問題なのです。

松下幸之助氏は革新性の意味に気が付いていた

現パナソニックを創った松下幸之助氏は、いま言った革新性の重要性に気が付いていました。

曰く、

商品はどこから仕入れることも出来れば、他社に簡単にまねされてしまうこともある。しかし、販売網は簡単には手に入らない

とのことです。

松下幸之助氏は、売り方の革新性こそが大事であると早くから気が付いていたのです。それが他の家電メーカーを押しのけて同社が成長した秘訣です。松下幸之助氏は実際、他メーカーが直販しているのに対して、ナショナル系列の電器店ネットワークを全国に作ることに尽力しました。

日本の中小企業は、優れた技術を持っている会社が多いです。残念なことにそういった技術が広がっていかないのは、技術の革新性だけに頼りすぎ、売り方を理解していないからなのです。

革新性はどこから生まれるか?

では、その革新性はどこから生まれるのでしょうか?

それは、あなたの事業の背景にある思想は何なのか?を考えることが大切です。

たとえば、本田宗一郎氏が戦後の日本人に夢を与えたいという想いで創ったドリーム号は大ヒット商品となりました。

引用:本田技研工業株式会社

私の哲学は、技術そのものより思想が大切だというところにある。思想が具現化するための手段として技術があり、また良き技術の無いところからは、よき思想も生まれえない。人間の幸福を技術によって具現化するという技術者の使命が私の哲学であり、誇りである。 - 本田宗一郎

優れた商品やサービスを創りたいというのは起業家、経営者であれば当たり前のことです。しかし、それだけでは革新性を持ったビジネスにはなりません。これまでの例でご紹介した通り、それをどのような仕組みで売るか?が大切なのです。

どんなに良い商品、サービスでも売れなければ価値を提供することが出来ません。起業家や経営者は自分の商品を使う人に届け、その人が喜んでくれることで初めて満足を得ることが出来るのです。

 

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