一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。
さて、経営者が仕組み化に取り組む際、
”半分リタイア”
というものがあります。
半分リタイアとは、その名の通り、
といっても、
■
1.働き詰め・・・毎日フル稼働。
↓
2.半分リタイア・・・日常業務から離れ、
↓
3.ほぼリタイア・・・
↓
4.完全リタイア・・・完全退職、会社とのかかわりなし。
このように考えると、半分リタイアの状態では、
これによって、社長自身はもちろん、会社にも良い影響が出ます。
■半分リタイアできるとどうなるかというと、、
・自由時間が増える
⇒まず当然ながら自由時間が増えます。
むしろ、空いた時間で新規事業を考えたり、
・経営リスクが減る
⇒日常業務が自分に依存した状態から抜け出すので、
・経営人材が育つ
⇒社長が会社から離れることで、
・経営の選択肢が増える
⇒半分リタイアすることが出来れば、
■というわけで、
今日はそれについてみていきたいと思います。
1. 「自分だけがこの仕事をできる」という思い込み
社長は自らのスキルや能力を試行錯誤しながら身につけてきました
しかし、その仕事を社員に任せる際には「絶対失敗するなよ」
このような考え方は理不尽です。
2. 「自分でやったほうが早い」という誤解
社長から委任された仕事を社員がやると時間がかかるのは当たり前
社長は熟練しているため、
しかし、社員には成長の機会を与えることも重要です。
もちろん、最初は10時間かかったとしても、
3. 「自分が全てを監視したい」という欲求
社長にとって会社の業務は細部に至るまで全て非常に重要です。
しかし一方、全てを目視で監視することは難しいですし、
4. 忙しさ中毒
忙しくないと仕事した気にならない、
この中毒から抜け出せなければ、
5. 「幹部さえいれば良い」という考え方
「右腕が欲しい」「ナンバー2を育てたい」
一方、この考え方はリスクが大きいものでもあります。
というわけで、今日は半分リタイアという概念、
是非、今後の経営に活かしてみてください。
では本日は以上となります。
引き続きよろしくお願いいたします。