大谷翔平選手も活用したマンダラ型チャートによる目標設定方法。(テンプレートのダウンロード付き)

清水直樹
大谷翔平選手も活用したマンダラ型チャートによる目標設定方法をご紹介していきます。

 

動画でも解説しています。

 

マンダラ型チャートとは?

マンダラ型チャートとは、下記のとおり、9×9のマスで作られたシートのことを言います。この形が、曼荼羅の模様に似ているため、マンダラチャートと言われています。

なお、「マンダラチャート」という言葉は株式会社クローバ経営研究所によって商標登録されていますので、ここではマンダラ型チャートと呼んでいます。また、原田メソッドで有名な原田隆氏も同じツールを紹介していますが、オープンウィンドウ64と呼んでいます。

ちなみに私たちもこのツール(の変形版)を使ってクライアントの目標設定などをご支援していますが、そこでは「SOマップ」という名前で使っています。

テンプレートのダウンロードはこちらから

 

マンダラ型チャートを使った目標設定とは?

マンダラ型チャートの主な用途は、目標設定です。中心のマスに自分が成し遂げたい目標を入れます。そして、その周辺の8マスに目標達成するために必要な主要テーマを入力します。

次に以下のとおり、主要テーマを周辺の8マスにコピーして入力します。さらに各主要テーマごとに目標達成に向けた行動や心構えを入力して完成です。

 

大谷翔平選手が書いたマンダラ型チャートとは?

マンダラ型チャートを一躍有名にしたのが、大谷翔平選手です。彼が学生時代に書いたとされるのが以下のシートになります。

ご覧いただければわかるとおり、中央に8球団からドラフト1位指名という目標が書かれており、その周りに心がけやサブ目標などが書かれているのがわかると思います。

 

マンダラ型チャートの作り方

ではマンダラ型チャートを使って目標設定&達成するにはどうすればいいのかをご紹介していきます。

1.目標を決め、中央に記入する

最初に目標を決め、中央に記入します。このサイトをご覧の方であれば、ビジネスオーナーや社長が多いと思いますので、会社の目標でもいいですし、個人的な目標でも良いでしょう。

SMARTの法則を活用する

目標設定で有名なのが、以下の頭文字を取ったSMARTの法則です。この5要素を意識して目標を決めましょう。

  • Specific:具体的、分かりやすい
  • Measurable:計測可能、数字
  • Achievable:達成可能
  • Relevant:関連性
  • Time-bound:期限が明確

期限は短めに

はじめてマンダラ型チャートを作成する場合、設定する期限は短めがお勧めです。なぜならば、短いほうが周りのマスが埋めやすいからです。たとえば10年後の目標となると、環境の変化も大きいため、何をすべきかが決めきれません。そのため、1か月後や3か月後くらいの比較的短いスパンでの目標を設定することをお勧めします。

 

2.目標達成に必要なテーマを中央周辺の8マスに記入する

目標が決まったら、中央周辺の8マスを記入しましょう。ここから目標を細分化して考えるスキルが求められます。

目標をいくつかの切り口で細分化する

たとえば、「来月の売上1億円達成」という目標を決めたとしましょう。この目標を細分化すると、「A商品を3,000万円」、「B商品を3,000万円」、「C商品を4,000万円」、というように数字に分解できます。また、「新規顧客開拓」「既存顧客フォロー」という感じで業務ごとに分解することも出来ます。

他者をモデリングする

中央周辺8マスは、目標を達成するうえで最も大事なパートです。ここで間違った設定をすると、それ以下のマスも間違ってしまうからです。そのため、目標達成に欠かせない要素を入れていくことが大切です。

もし自分が達成したい目標を既に達成している人や会社があれば、彼らがどういったことを心掛けたり、重要視しているのかを調べてみるといいでしょう。

9個以上挙げて絞り込む

中央周辺は出来れば、9個以上挙げてそこから絞り込みましょう。中央周辺8マスは重要なだけに、多くの要素を考え、特に大事なものを8つピックアップして設定すると良いでしょう。

 

3.8マスを書き写す

目標と中央周辺8マスが出来たら、先述した通り、周辺に8マスを書き写しましょう。

 

4.64マスを埋める

あとは残った64マスを埋めるだけです。

全マス埋める

ここで大切なのは、ズバリ、全マス埋める、ということです。実際やってみると、順調に埋められる部分と、まったく埋められない部分が出てくると思います。実は、埋められない部分こそが大事なのです。順調に埋められた部分というのは、自分が常に気に欠けていたり、考え続けていることなのです。だからその部分は、既に実行していたり、心がけていることになります。

一方、埋められない部分は、これまで自分が意識していなかったり、考えていなかったりする部分なのです。そして、それこそが目標達成のために実は必要なことの可能性が高いわけです。本当は目標達成に必要なのに、これまでに考えていなかったから目標を達成できなかった、と考えるべきです。

したがって、マスを埋められないからと言って、ネガティブに考える必要はありません。埋められない部分をどう埋めるか?その分野に関する本を読んでみたり、人の話を聞いてみたりしてみましょう。新しい知識や情報を仕入れて、自分が成長する機会だと考えてみましょう。

 

マンダラ型チャートの活用方法

マンダラ型チャートが一通り完成したら、活用していきましょう。目標は書き出しただけでも達成に近づくともいわれていますが、せっかく書いたものを放っておくのももったいないです。

マンダラ型チャートの活用方法は以下の通りです。

チャートからToDoリストへ

ToDoリストを作っている人も多いと思いますが、毎日のToDoが目標達成につながっていなければ意味がありません。ToDoリストを作成する際には、チャートを見直し、そこからやるべきことを導き出して、リストに追加していきましょう。

毎月見直す

マンダラ型チャートを一度作成したら、毎月作り直すといいでしょう。作成するほどに慣れてきますので、それほど時間をかけずに作れるようになるはずです。

時間軸を変える

毎月、その月の目標設定をしているのであれば、たまには3年後や5年後等に時間軸を伸ばしてチャートを作成してみましょう。時間軸を伸ばしたことによって、それまで思いつかなかったアイデアや長期視点での行動プランが思い付くかも知れません。ちなみに私は3年後のチャートと毎月のチャートの2つを作成して活用しています。

社内で共有する

もしあなたが社長やリーダー的立場の方であれば、社内で活用する方法を考えてみましょう。たとえば、

  • 社長がマンダラ型チャートで会社の目標を設定し、全社員に共有します。こうすることで、全社員が会社の方向性や経営陣の考え方を理解することが出来ます。
  • 部署ごとにマンダラ型チャートを作成し、部門間で共有します。こうすることで部門間の協力関係を構築することが出来ます。
  • 部下にマンダラ型チャートを作成してもらい、上司と共有する。こうすることで、上司と部下で目標設定や達成手法の齟齬が無くなります。

 

マンダラ型チャートを使った目標設定&達成なら

以上、マンダラ型チャートの作成方法や活用方法をご紹介しました。仕組み経営では、会社のビジョンを基に、目標設定をし、そのための仕組みづくりをご支援していますが、必要な仕組みのリストアップや組織づくりにもチャートを活用しています。

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