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小松原 史雄

 

メッセージ

バブル期最後の平成元年に就職した大手証券会社では、証券投資アドバイス業務やIPO(新規株式公開)業務に携わりました。新規公開の世界を垣間見たことで、いつかはIPOをサポートする側ではなく目指す側に行きたいとの思いを持ちながらも、きっかけをつかめないまま過ごしていました。

30歳を目前に、偶然同い年のスタートアップベンチャー経営者と知り合い、これはIPOにチャレンジする千載一遇のチャンスだと思い転職して以来、20年以上ベンチャー企業に携わっています。

最初の転職というチャレンジは、壮大なビジネスプランに実行計画が追い付かず、2年ほどで事業破綻という残念な結果に終わりました。この時に学んだ、「組織の全員が自らアクションすることを求められるベンチャースピリット」や「経営には組織全体に関わる視点と業務が必要」そして、「企業は場合によっては破綻する」といったことは、今でも自身の原体験として強く残っています。

次に転職した大手通信系ベンチャーでは取引先パートナーの株式上場支援事業の統轄責任者として事業の急成長局面と、その後の全面的な事業撤退を経験しました。ここでは、「成長に伴う変化」と、「危機的状況時の緊急対応」を経験できました。

また、グループ企業であった日米市場上場子会社のCFOを務めたことで、上場企業に求められる経営判断のレベルを身をもって知ったことは、経営アドバイザーとしてとても役立っています。

その後不動産ベンチャーの管理部門の責任者として、5年で50億円の売上が600億円に急成長する局面を財務や組織構築の面から支えたのですが、いままでの経験をより多くの中小企業の成長に役立てたいとの思いから経営コンサルタントとして独立する決意をしました。

コンサルタントとしての活動を初めましたが、事業会社内での経験を社外からのコンサルティングというビジネスに昇華させることに苦労していました。そんなおり、ネットワークを広げるために参加した交流会がきっかけで、「初めの一歩を踏み出そう」と出会ったのですが、そこに描かれていたのはスモールビジネスのみならず、私が経験してきた上場企業や中堅企業でも当てはまる課題とその解決策でした。

「仕組み経営」は、典型的な「職人型経営」のスモールビジネスだけではなく、一見成功している中堅企業であっても取り入れるべきエッセンスが必ず見つかる、本質的な内容を含んでいます。様々なステージの企業経営に携わってきた経験をより多くの中小企業の成長に役立てるために、「仕組み経営」を通じて貢献できればと思っています。

 

プロフィール

株式会社トラスタブル 代表取締役

中小企業診断士

大和証券から30歳を前にスタートアップベンチャーへ転職するも事業破綻 通信系ベンチャー光通信でパートナー企業の上場財務支援責任者として、1000億円の資金調達を実現 日米市場に上場クレイフィッシュCFOとして、米国での株主代表訴訟和解と有償株主減資を主導 不動産ベンチャーのボルテックス管理本部長として、5年で売上50億円から600億円への急成長を支える。業界初のビジネスモデル特許取得やキャプティブ導入の実績がある