マニュアル化・仕組み化の成功事例を紹介します。
今日は朝からカナダに本社を構える1-
既に私たちのセミナーなどにご参加いただいている方には、
この会社の事例を何度かお伝えしていると思います。
1-800-GOT-
有料でゴミを集めて、
創業者は、Brian Scudamore氏(ブライアン・スカッドモア)。
何年か前のメルマガで彼の創業ストーリーをご紹介しました。
(ちなみにその時には年商100億円としてご紹介していたので、
彼は、起業家・経営者のバイブル「はじめの一歩を踏み出そう」(マイケル・E・ガーバー著)を読んで、経営のマニュアル化/仕組み化による事業拡大に成功し、年商を300億円まで増やすことができました。
以下、そのメルマガを引用します。
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(引用開始)
Brianが起業家精神を発揮し始めたのは、実は子供のころ。
近所の子供が1台2ドルで洗車し、
アイデアを真似して、1台1.5ドルで洗車をし始めます。
大学に進み、彼は地元のバンクーバーで、
チーズバーガーを買うために列に並んでいました。
すると、店の近くにトラックがやってきて、
ゴミを回収しているのが見えました。
その瞬間、Brianの起業家精神が目覚めます。
『”大学の授業料を払うために、
ゴミの回収車を見たとき、手持ちの700ドルで、
良いアイデアだと思いました。
そして、700ドルでピックアップトラックを買い、
ゴミを有料で回収し始めたのです。実際には大学は
1コース足らなくて卒業できませんでしたが、
そんなことよりも、ビジネスを通じて学んだことのほうが
はるかに大きかったです。”』
2年後、会社の売上は800,000ドル(1億円弱)
社員を抱え、バンクーバーやビクトリア州で活躍していました。
そんなとき、同じ起業家仲間が、一冊の本を紹介してくれました。
それがマイケルEガーバーが書いた「E-Myth」です。
((日本版でははじめの一歩を踏み出そう―
Brianは本を購入すると、ビーチに行き、読み始めます。
通常、彼のような行動派の起業家は、本を最初から終わりまで
読むことは滅多に無いのですが、
翌日、彼は会社のミーティングで、本を机の上に置きます。
”これは今まで読んだビジネス書の中で、間違いなくベストだ。”
その後、彼は、
ビーチで本を読んでいたときほど、
自分の人生を変えた時間は無かった、
と語っています。
『仕組み化の考え方は、
ビジネスの全ての側面を複製可能なシステムにし、
フランチャイズにしていくということです。
もし、日々の業務からステップバックし、
運営する方法を知りたいのであれば、
私たちは学んだことを使って、会社のシステムを作りました。
「人が失敗をするのではなく、システムが失敗をする」
のです。
システム化したことによって、私たちの会社には、
人を非難する文化がなくなりました。
1999年、Brianがビジネスを立ち上げてから10年後、
トロントに最初のフランチャイズがスタートしました。
計画よりも16日だけ前倒しでした。
いまは、250以上の都市にフランチャイズされており、
Brianのビジネスで生計を立てている人達は1000人規模に
そのうち25人以上はミリオネアになっているそうです。
『”ビジネスをスタートしたばかりの起業家は、
極端な実践派でなくてはなりません。
一方で、思考派の人達もいます。
それが本を読んでも成功しない人と成功する人の違いでしょう。
実践派になれない人は、
本気で真剣になっているのかどうか、問いかけるべきでしょう。”
1-800-GOT-JUNKのサクセスストーリーは、
オプラウィンフリー(世界一著名なテレビタレント)
ウォールストリートジャーナルなどの主要メディアにも
取り上げられ、ますます成長していきました。
『”私は将来何が起こるかを心に描いていました。
ひとたび、明確な青写真を描くことが出来たならば、
そこにたどり着けるのは明白です。
いまは1000ミリオン(1000億円)
どんな起業家も、リーダーも、明確なビジョンは必要です。
もし、私がシステム化の発想に出会っていなかったら、
私のビジネスは今の半分にもなっていなかったでしょう。』
(引用終わり)
ーーーーーー
という感じの内容です。
今日のウェブセミナーでは、
「普通のビジネスを卓越したものにすること」
です。
ブライアンは、ビジネスをするにあたって、
ゴミ収集というのは一見、ごく普通のビジネスです。
特殊な技術が必要なビジネスではありません。
逆に、裏方で非常に地味なビジネスです。
しかしながら、世の中に必須のビジネスでもあり、
実はそれが大切なのです。
ありふれたビジネスを仕組み化によって卓越したものにする、
何も特殊なビジネスアイデアである必要がないのです。
ブライアンは、
これらもありふれたビジネスですが、仕組みがあることで、
ちなみに最近ブライアンが初めての書籍を出したそうなので、
本事例のように仕組み化・マニュアル化で働く時間を減らしながら事業を拡大できる、この状態は経営者の理想の状態です。
「必死に働いているのに業績が上がらない」
「日々の業務に追われるばかりでクリエイティブな作業に打ち込めない」
このような悩みを抱える経営者のみなさま、是非一度経営の仕組み化・マニュアル化を検討してみてはいかがでしょうか?
仕組み化の簡単な資料ダウンロードはこちら。
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