
行動指針とは?バリューとの違いと例文・作り方6ステップ
清水直樹 今日は、行動指針とは何か、そして社員の判断がそろう行動指針の作り方と浸透のさせ方についてご紹介していきます。理念は掲げているのに、現場の判断が人によってばらばら。そんなご相談をよくいただきます。言葉を飾るより先に、迷う場面で使える形にすることが大切です。 行動指針とは、社員が日々の仕事で迷ったときに「うちの会社ならこう動く」と判断するための具体的な基準です。理念や価値観を、

清水直樹 今日は、行動指針とは何か、そして社員の判断がそろう行動指針の作り方と浸透のさせ方についてご紹介していきます。理念は掲げているのに、現場の判断が人によってばらばら。そんなご相談をよくいただきます。言葉を飾るより先に、迷う場面で使える形にすることが大切です。 行動指針とは、社員が日々の仕事で迷ったときに「うちの会社ならこう動く」と判断するための具体的な基準です。理念や価値観を、

清水直樹 今日は、中小企業が自社で作る中期経営計画についてご紹介していきます。「中期経営計画」と調べると、上場企業が投資家向けに出している資料がたくさん出てきます。ただ、社員数十人の会社がまねをしても、なかなか使えるものにはなりません。中小企業ならではの作り方と、作ったあとに計画を現場の仕事へつなげる方法を順番にお伝えします。 中期経営計画とは、3〜5年後に会社がどこに着いていたいか

清水直樹 今日は、後進育成の意味と進め方についてご紹介していきます。「自分にしかできない仕事を抱えていて、下が育たない」という悩みは、社長からもベテラン社員からもよく聞きます。教え方の上手い下手の話に入る前に、まず仕事のやり方が言葉になっているかどうかから見ていきます。 後進育成とは、いま自分が担っている仕事を、次の世代が担えるように育てることです。会社の中では、ベテラン社員が後輩に

清水直樹 今日は、Claude Code(クロード・コード)の活用事例についてご紹介していきます。私はエンジニアではありません。それでも今は、ブログの見直しやセミナーの企画、メールの改善をAIに任せています。任せられた理由は、AIの賢さよりも、その前にやっていた準備のほうにありました。 Claude Codeは、プログラマーでなくても業務に使えます。大事なのは操作の知識ではありません

清水直樹 今日は、AIで業務を自動化する手順についてご紹介していきます。AIを入れてみたものの、結局は社長が全部確認していて楽にならない、という相談が増えています。止まる原因の多くはAIの性能ではなく、その手前にあります。任せる仕事の見分け方から、5つのステップまで順番にお伝えします。 AIで業務を自動化するとは、これまで人が手を動かしていた仕事の一部を、AIが決まった手順と基準に沿

清水直樹 今日は、AIを使って業務フロー図やマニュアルを作る方法についてご紹介していきます。AIに頼めば一瞬で手順書らしきものは出てきます。ただ、それがそのまま現場で使えるかというと、話は別です。AIに任せてよい部分と、人が書くべき部分の線引きから順番にお伝えします。 AIを使うと、業務フロー図やマニュアルを作る時間は大きく縮められます。話した内容を文字にする、ばらばらのメモを手順に

清水直樹 今日は、セクショナリズムについてご紹介していきます。部門間の壁は「みんなで仲良くしよう」では無くなりません。なぜ起きるのか、構造から見ていきましょう。 セクショナリズムとは?意味と読み方 セクショナリズムとは、自分の部門の利害や都合を優先し、他の部門と協力しなくなる状態のことです。読み方は「せくしょなりずむ」で、英語の「sectionalism」から来ています。日本語では「

清水直樹 今日は、販促(販売促進)についてご紹介していきます。毎年いろいろやっているのに手応えが残らない、という会社は少なくありません。その原因は施策の中身ではないところにあります。 販促とは?販売促進の意味 販促とは「販売促進」の略で、商品やサービスの購入を後押しするために行う活動全般のことです。値引き、キャンペーン、クーポン、試供品の配布、店頭の掲示物、展示会への出展などが該当し

清水直樹 今日は、課長とは何かについてご紹介していきます。課長の役割は、会社によって驚くほど言われ方がばらばらです。そして、そのばらばらさこそが課長が機能しない原因になっています。役割を2つに絞って整理しますので、課長になった方にも、課長を置く側の社長にも役立てていただけると思います。 課長とは、会社の中の「課」という組織を率い、その課の成果と部下の仕事に責任を持つ役職です。多くの会

清水直樹 今日は、SOP(標準作業手順書)についてご紹介していきます。手順書を作ったのに現場で開かれない、という相談をよく受けます。原因の多くは、手順の細かさではなく、書いてある中身のほうにあります。マニュアルとの違いから、書き方とテンプレート、記入例まで順番にお伝えします。 SOPとは、「Standard Operating Procedures」の略で、日本語では「標準作業手順書

清水直樹 今日は、『失敗の本質』の要約と、そこで指摘された日本軍の組織的な弱点が、いまの中小企業にそのまま当てはまる理由についてご紹介していきます。 『失敗の本質』が示した結論は、日本軍が負けたのは兵器や物量の差だけではない、というものです。本書は敗因を組織の側に置きました。一度うまくいったやり方に適応しすぎて、それを捨てて学び直すことができなくなった。この自己革新能力の欠如こそが失

清水直樹 今日は、インテルを率いたアンドリュー・グローブの『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』の要約と、中小企業の社長がここから何を持ち帰れるかについてご紹介していきます。 『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』の主張は、冒頭の一行に集約されています。 マネジャーのアウトプットとは、自分の組織のアウトプットと、自分が影響力を及ぼす隣接組織のアウトプットの合計であ

清水直樹 今日は、自己評価が高すぎる社員への対処法と、評価のズレが本人の性格ではなく会社の側から生まれている理由についてご紹介していきます。 「本人の自己評価と、こちらの評価が食い違って困っている」。評価面談の時期になると、必ずいただくご相談です。 ただ、自己評価が高すぎる人を「思い上がっている」と見てしまうと、打つ手が説教しかなくなります。そして説教では変わりません。実際には、評価

清水直樹 今日は、「家業から企業へ」というテーマについてご紹介していきます。 「家業から企業へ」とは、社長個人の力で回している会社を、社長が抜けても回る会社に変えていくことです。 この違いは、売上でも社員数でも法人格でもありません。その事業を他の人に渡せる形になっているかどうかの一点です。年商10億円でも家業のままの会社があり、社員5人でも企業として成立している会社があります。 この

清水直樹 今日は、日報についてご紹介していきます。書き方だけでなく、「日報が続かない」「書かせても意味がない」という状態がなぜ起きるのかも見ていきましょう。 日報とは?業務日報との違い 日報とは、その日にやったことや気づいたことを記録して、上司や関係者に共有する報告のことです。読み方は「にっぽう」です。 「業務日報」「作業日報」「営業日報」といった呼び方もありますが、指しているものは

清水直樹 今日は、割れ窓理論についてご紹介していきます。よく「小さな乱れを放置すると大きな乱れになる」と説明されますが、本当の要点はそこではありません。会社で何が起きているのかを見ていきましょう。 割れ窓理論とは?意味をわかりやすく解説 割れ窓理論とは、建物の割れた窓を1枚放置しておくと、やがて他の窓もすべて割られてしまうという考え方です。もとは犯罪学の理論で、軽微な秩序の乱れを放置

清水直樹 今日は、業務フロー図の書き方についてご紹介していきます。日頃、会社の仕組みづくりをお手伝いしていますが、業務フロー図でつまずく会社には共通点があります。線と箱をきれいに描くことに集中して、分岐のところに「どちらを選ぶのか」を書いていないのです。記号の使い方から、エクセルでの作り方、テンプレートに入れる項目までお伝えします。 業務フロー図とは、ある仕事が始まってから終わるまで

清水直樹 今日は、パーキンソンの法則の意味と具体例に加えて、仕事と組織が膨張していくのを止める方法についてご紹介していきます。 パーキンソンの法則とは、仕事の量は完成のために与えられた時間をすべて使い切るまで膨張する、という法則です。三日の余裕を与えれば三日かかり、一週間の余裕を与えれば一週間かかる。多くの職場で心当たりのある現象だと思います。 この法則を「社員がだらけているから」と

清水直樹 今日は、経営会議についてご紹介していきます。日頃、会社の仕組みづくりをお手伝いしていますが、「経営会議が報告会になっている」というご相談をよくいただきます。原因は参加者のやる気ではありません。決める議題と知らせる議題が、同じ時間に混ざっているからです。取締役会との違いから、アジェンダと資料、議事録の作り方までお伝えします。 経営会議とは、社長と経営に関わる人たちが集まり、会

清水直樹 今日は、独自性の意味と自社の独自性の見つけ方、そして独自性が見つからないと感じる本当の理由についてご紹介していきます。 独自性とは、その会社や商品にしかない固有の性質のことです。他社が同じことをしようとしても、簡単には真似できない。そういう性質を指します。 「うちには独自性がない」とおっしゃる経営者は非常に多いのですが、話を聞いていくとほぼ例外なく何かしら持っています。無い

清水直樹 今日は、職務記述書についてご紹介していきます。日頃、会社の仕組みづくりをお手伝いしていますが、この書類でつまずく会社にはある共通点があります。項目を埋めることに集中して、その職務が何のためにあるのかを書いていないのです。書き方とテンプレート、記入例まで具体的にお伝えします。 職務記述書とは、一つひとつの職務について、その目的・仕事内容・求められる成果を書き出した文書のことで

清水直樹 今日は、サーバントリーダーシップの10の特性と、それが実際に機能する会社としない会社の違いについてご紹介していきます。 サーバントリーダーシップとは、リーダーがまず部下に奉仕し、その支援を通じて組織を導くという考え方です。指示で人を動かすのではなく、部下が力を発揮できる状態を整えることをリーダーの仕事とみなします。 ただし、この考え方を「人格の優れたリーダーだけができるもの

清水直樹 今日は、率先垂範の意味と使い方に加えて、社長が示した手本が続かなくなる本当の理由についてご紹介していきます。 率先垂範(そっせんすいはん)とは、人の先頭に立って行動し、自分の姿で手本を示すことです。「率先」と「垂範」という二つの言葉が組み合わさった四字熟語で、リーダーの行動を表すときに使われます。 ただ、この記事でお伝えしたいのは言葉の意味だけではありません。多くの会社で実

パーソナルジムの倒産が、過去最多ペースで増えている フィットネス市場は伸びています。2024年度の市場規模は7,100億円前後と過去最高を更新し、大手15社の店舗数はこの10年で約2.3倍、6,500店前後まで増えました。健康志向は広がり、トレーニングを習慣にする人の割合も全年代で上がっています。 にもかかわらず、倒産は増え続けています。帝国データバンクの調査では、2026年1〜7月のフィットネス

社長の引継ぎがうまくいかない会社には、共通した構造があります。株式や登記といった「形」は引き継げているのに、日々の判断と信用が先代の頭の中に残ったままになっている。だから新社長は権限だけを受け取り、仕事は受け取れないまま、実質的に先代が現役を続けることになります。 私たちは10年以上にわたり、中小企業の経営を「人依存」から「仕組み依存」へ変える支援を行ってきました。その中で繰り返し目にしてきたのは

清水直樹 会社が成長していくにあたって、30人の壁、50人の壁、100人の壁という成長の壁があるとされています。売上が上がって人数が増えてくると、だいたいどこの会社でも同じような課題が起きますよ、という話です。その原点となっているのが、今回ご紹介するグレイナーの5段階企業成長モデルです。このモデルを使うと、成長につれてこういう問題が起こる、というのが予測できます。予測できるということは、それに対し

「同じ問題が、形を変えて何度も戻ってくる」 「対策を打つたびに、別のところで新しい問題が起きる」 「社員を入れ替えても、なぜか同じことが繰り返される」 中小企業の経営者から、こうした相談を受けることがよくあります。共通しているのは、目の前で起きている出来事に対して、その都度まじめに手を打ってきたということです。まじめに手を打っているのに、会社は少しも楽にならない。そこには、問題の捉え方そのものに原

清水直樹 「起業家精神」と聞くと、多くの方は「一部の天才的な才能を持つ人が、ゼロから画期的なビジネスを生み出す特別な力」といったイメージを持たれるのではないでしょうか。あるいは、リスクを恐れず果敢に挑戦する、特別な資質を持った人物像を思い浮かべるかもしれません。 しかし、本当にそうでしょうか。 実は「起業家精神」は、会社の規模に関係なく、中小企業の経営者にも、そこで働く一人ひとりにも発揮できるもの

清水直樹 今日は分業のデメリットとその対処法をご紹介していきます。人を増やしたのに以前より会社が回らなくなった、という感覚がある社長はぜひご覧ください。 分業とは、ひとりが担っていた仕事を工程や機能ごとに切り分け、複数の担当者に割り当てることです。これを制度として組織に組み込んだ状態を分業制、その徹底した形を完全分業制と呼びます。 分業は組織づくりの出発点です。しかし、単に業務を切り分けただけの分

1on1ミーティングを導入したものの、「毎回、進捗確認の場になってしまう」「話すことがなくなって沈黙が続く」「部下から本音が出てこない」と感じている経営者や管理職は少なくありません。実際、1on1は導入企業が増えた一方で、半年から1年で形骸化してしまうケースが非常に多い施策でもあります。 このサイト「仕組み経営」では、海外のメソッドをもとに中小企業・成長企業の仕組み化を支援していますが、私たちがベ