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清水直樹

「この無意識の前提条件を置いてませんか」2023年10月23日号

こんにちは、一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 ​​さて、これまで経営計画についてお話をしてきました。 ​軽く復習しますと、、、 ​・経営計画は、社長の暗黙知を形式知化したものであり、社長に依存せず、持続的に成長していくために欠かせないものです。 ​・一方で、経営計画の作成に際して、犯しがちな間違いもあります。 ​・1つ目の間違いは、計画に夢や理想が欠けていること。経営者の思い描く理

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経営計画書は魔法の書
経営理念の策定&共有の仕組み
清水直樹

経営計画書の書き方、フォーマット(テンプレート)や活用方法を解説。

経営計画書とは何か? 経営計画書は、企業の方針や目標、戦略を具体的にまとめた文書であり、経営者の暗黙知を形式化したものとも言えます。 経営計画書には経営理念、ミッション、ビジョン、戦略、数値目標、組織体制などが含まれ、社内外のステークホルダーと共有されます。経営計画書は企業の方向性を明確にし、社員のエンゲージメントを高め、資金調達や成長戦略の基盤となります。 経営計画書と事業計画書の違いとは? 経

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事業承継のための仕組み
清水直樹

聖人、君子、小人、愚人の違いと、幹部や後継者に求められる資質

聖人、君子、小人、愚人の分類 経営者であれば、幹部や後継者選びに悩むことがあるでしょう。その際に役立つ方針として聖人、君子、小人、愚人という4つの分類があります。この分類は、儒教の思想に基づく人格分類になります。個人の徳性と知識を軸に人物を評価し、4つに分類します。 徳性と知識、リーダーシップの重要性 儒教の思想では、徳性は個人の品格や人間関係における道徳的な資質を指し、知識は学識や知恵、教養を指

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ブルーオーシャン戦略
ビジネスモデル
清水直樹

ブルーオーシャン戦略の事例やフレームワークを解説

清水直樹 ブルーオーシャンは新規事業の立ち上げや、事業モデルの再構築をするにあたって、非常に参考になる戦略です。今日はその基本知識と活用できるフレームワークを見ていきましょう。 ブルーオーシャン戦略とは?わかりやすく要約。 ブルーオーシャン戦略は、競争の激しい既存市場でなく、競合のいない未開拓市場を切り拓くビジネス戦略です。W・チャン・キムとレネ・モボルニュによって提唱され、既存市場の競争を避け、

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経営の考え方6選
はじめの一歩を踏み出そう
清水直樹

経営を劇的に変える6つの考え方

今日は世界7万社以上の会社を成功に導いた経営の考え方をご紹介します。 ここでご紹介する考え方は、私の師匠であり、世界7万社を支援してきたマイケルE.ガーバー氏が「はじめの一歩を踏み出そう(原題:E-Myth Revisited)」の中で明らかにしたものです。 「はじめの一歩を踏み出そう」は初版が1985年に出版されて以降、世界で700万部以上売れ続けている経営の仕組み化の教科書とされています。 &

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人は二度死ぬ。
組織づくり
清水直樹

「人は二度死ぬ」の意味と経営者が学ぶべき教訓。

清水直樹 「人間は二度死ぬ。 一度目は肉体が滅んだ時。二度目は人々の記憶から消え去った時」という言葉があります。今日はこの言葉について経営者として得られる教訓を考えていましょう。 「人間は二度死ぬ」の意味とは? 「人間は二度死ぬ。 一度目は肉体が滅んだ時。二度目は人々の記憶から消え去った時」 まず、一度目の死、つまり肉体が滅んだ時について考えてみましょう。これは医学的な観点からの死であり、心臓の鼓

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起業家・経営者の生き方&働き方
清水直樹

渋沢栄一の座右の銘「吾日に吾身を三省す」の意味

清水直樹 「吾日に吾身を三省す」は論語の中でも良く知られた章句です。本記事ではこの章句の意味や活用法についてみていきましょう。   吾日に吾身を三省すとは? 「吾日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか。 朋友と交りて信ならざるか。」とは、毎日、自分の行動や考えを三度反省するという意味です。この言葉は、論語に出てくる曾子の言葉であり、自らの行動や考えを常に振り返り、成長するための姿

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組織づくり
清水直樹

意識改革の方法を成功事例をもとに解説

清水直樹 社員の意識を改革してもっといい会社に変えていきたい、という方向けに意識改革の意味や事例、方法をご紹介していきます。 意識改革とは? 意識改革とは、個々の人々や組織全体が持つ「意識」または「マインドセット」を根本から見直し、改善または革新を目指すプロセスです。このプロセスは、企業文化、働き方、組織の効率性、そして最終的には企業の競争力にも影響を与えます。 意識改革の英語表現 「意識改革」は

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会社のナンバー2の育成と採用
人材育成・採用のための仕組み
清水直樹

会社のナンバー2の採用と育成ガイド

清水直樹 会社のナンバー2とは、会社の中枢で社長とともに経営の重要な役割を担う人材のことを指します。多くの社長は、会社のナンバー2が欲しい、自分の右腕を創りたいと考えています。そこでこの記事では、会社のナンバー2(社長の右腕)をテーマに、 ナンバー2に向いている人 ナンバー2選び&育成のステップ ナンバー2の役割、仕事 などについてご紹介していきます。   ナンバー2は要か不要か? この

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子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず。
起業家・経営者の生き方&働き方
清水直樹

子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず。

清水直樹 「吾十有五にして学に志す・・・」から始まる言葉は論語の中でも良く知られたものです。今日はこの言葉の意味と、我々会社経営に携わるものが、この言葉から何を学ぶべきかを考えてみましょう。   子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず。 この文章は、まさに孔子自身による自伝のよ

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言わなくてもわかる社員の育て方
人材育成・採用のための仕組み
清水直樹

言わなくてもわかる社員の育て方

清水直樹 最近、良く聞く問題の一つが「常識が通じない(言わないとわからない)」社員に対する対応です。 例えば、「新しく入った社員が基本的な挨拶をしない」「会議中にスマホをいじっている」「指示された業務を適切に実施しない」など、これまで常識として受け入れられてきた行動や態度を欠く社員が増えているとの声を聞きます。 ここではその背景や原因を詳しく探るとともに、具体的な対策を考えてみたいと思います。 「

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能力を未来進行形でとらえる、
稲盛哲学
清水直樹

「能力を未来進行形でとらえる」とはどういう意味か?

清水直樹 今日は「能力を未来進行形でとらえる」という概念について解説します。 能力を未来進行形でとらえるとは? 「能力を未来進行形でとらえる」とは、現在の自分の能力で「できる」「できない」を判断せず、未来のある一点で達成すると決定し、その実現に向けて現在の自分の能力を日々高め、努力を絶えず行うことを指します。 これは京セラ創業者稲盛氏が掲げたフィロソフィに書かれている言葉ですが、経営者やこれから事

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人材登用のバイブルは江戸にあり。
その他
清水直樹

人材登用の方法は江戸時代に学べ

清水直樹 人手不足、多様化の時代、人材登用の必要性が高まっています。そこで今日は300年前にかかれた人材登用の原則をご紹介していきます。   そもそも人材登用の意味とは? 人材登用とは、組織内の優秀な人材を見つけ、彼らの能力を最大限に活用するために、適切な役職や職務に配置することを指します。 これは、組織の成長と発展にとって極めて重要なプロセスであり、その成功は組織の長期的な成功に直結し

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仁義礼智信
経営理念の策定&共有の仕組み
清水直樹

仁義礼智信(五常)とは何かを完全解説。

清水直樹 仁義礼智信(じん・ぎ・れい・ち・しん)は、儒教思想の中核をなす重要な概念です。これは、個人の道徳的なあり方や社会秩序を規定するための原則として後世の儒学者によって整理・体系化されました。組織をリードする経営者にとって知っておいて損はない思想となります。そこで本記事では、仁義礼智信ついて詳しく解説します。 仁義礼智信の意味とは? 仁義礼智信は、君主が民を安んじ、社会を調和させ、国を永続させ

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石田梅岩とは?石門心学、都鄙問答
その他
清水直樹

石田梅岩とは?石門心学、都鄙問答などについて解説。

清水直樹 石田梅岩は日本人の商売人(経営者)にとっての祖ともいえる存在です。数百年前の江戸時代から商売の道を説いており、現代の企業がその思想にようやく追いつきつつある、という印象を受けるほどです。本記事では、石田梅岩とはどういう人物だったのか、どのような思想を残したのかを見ていきましょう。 石田梅岩とは何をした人か? 石田梅岩は江戸時代の思想家で、石門心学の創始者として知られています。彼の主な活動

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経営12カ条
稲盛哲学
清水直樹

「経営12カ条 – 経営者として貫くべきこと」の要約と感想文サンプル

清水直樹 「経営12カ条」は京セラ創業者稲盛氏が提唱した経営の成功条件です。稲盛氏は、これらの12カ条を守れば、必ず成功する、ともおっしゃっており、中小・成長企業の経営者にとっては参考になるところが多々あると思います。 本記事では、経営12カ条の要約と感想文のサンプル、さらに、自分が12カ条を実践できているかどうかのチェックリストをご紹介します。   経営12カ条とは? 経営12カ条は、

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組織づくり
清水直樹

大家族主義で経営することのメリット&デメリットとは?

清水直樹 「大家族主義の経営」とは、人の喜びを自分の喜びとして感じ、苦楽を共にし、お互いを尊重し助け合う家族のような信頼関係を基盤に、社員の物心両面の幸せを追求する経営手法です。本記事では京セラ創業者稲盛氏が提唱するこの考え方についてメリットやデメリット、実践方法を見ていきましょう。 大家族主義経営とは? 「大家族主義の経営」とは、人の喜びを自分の喜びとして感じ、苦楽を共にし、お互いを尊重し助け合

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経営理念の策定&共有の仕組み
清水直樹

経営計画発表会の全て(目的や式次第、流れなど)

清水直樹 経営計画発表会は、経営計画を社内外に発表し、全社員、利害関係者を自社の応援団にするための重要なイベントです。本記事ではそのやり方を詳しく見ていきましょう。 経営計画発表会とは? 経営計画発表会とは、企業の経営陣がそのビジョン、戦略、そして具体的な行動計画を社内外の関係者に対して公表する重要なイベントです。これは通常、年次または四半期ごとに開催され、企業の経営方針や目標、戦略、予算などが説

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起業家・経営者の生き方&働き方
清水直樹

経営者が夢を描く方法

清水直樹 成功する経営者として知られる人々は、常に大きな夢を持っています。その夢は、一般の人が思い描く夢とは少し異なります。そこでこの記事では、経営者が夢を描く方法について見ていきましょう。   夢を描く by 京セラフィロソフィ 経営の神様と言われる稲盛和夫氏は、自身が創った京セラフィロソフィの中で、夢を描くことの大切さを語られています。 現実は厳しく、今日一日を生きることさえたいへん

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人材育成・採用のための仕組み
清水直樹

優秀な人材の見分け方は六韜から学べ

中小企業経営者にとって、優秀な人材の見分ける力は会社の生命線です。採用然り、登用然り、人材の見極めが組織の行く末を左右すると言っても過言ではありません。そこで今日は、『六韜(りくとう)』という兵法書から得られる、優秀な人材の見分け方をご紹介します。 なぜ六韜から優秀な人材の見分け方が学べるのか? 『六韜』は、周の文王・武王と太公望の対話を通じて政治や統治、人々との関わり方について詳細に述べられた兵

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経営理念の策定&共有の仕組み
清水直樹

「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」の現代語訳や意味。経営者が学ぶべきこと。

清水直樹 「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや(えんじゃく いずくんぞ こうこくのこころざしをしらんや)」とは、「小人物には大人物の志など分かろうはずもない」という意味です。この言葉からは経営者が学ぶべき点がいくつかあります。本記事ではそれについてみていきましょう。 「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」の意味 「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」は「小人物には大人物の志など分かろうはずもない」という意味です。陳

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佐藤一斎の重職心得箇条
起業家・経営者の生き方&働き方
清水直樹

「重職心得箇条(佐藤一斎)」の現代語訳&口語訳と解説。

清水直樹 江戸時代に活躍した佐藤一斎が遺した「重職心得箇条」について解説します。経営者にとって参考とすべき教訓が多数含まれています。 重職心得箇条とは? 重職心得箇条は、佐藤一斎がその出身地である岩村藩の為に作った重役の心構えを書き記したものであり、現在の経営者やリーダーにも役立つ普遍的な指導者の心得が書かれています。 重職心得箇条は、佐藤一斎が経験と学識に基づいてまとめた、重要な職務を果たす者が

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組織づくり
清水直樹

性善説と性悪説、経営者はどちらを採用すべきか?孟子の四端の心、荀子の性悪説を含めて解説

清水直樹 リーダーの考え方は会社の仕組みにも大きな影響を与えます。本記事では、経営者が性善説と性悪説のどちらを採用するかによって会社に作られる仕組みが変わることについて考えてみましょう。 性善説と性悪説 性善説とは、人間の本性が善であるという考え方です。性善説の起源は、中国の古代哲学者である孟子(もうし)によって提唱されました。 一方の性悪説は、人間の本性が悪であるという考え方です。唱えたのは、同

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経営理念の策定&共有の仕組み
清水直樹

経営(企業)理念の浸透方法をステップバイステップで解説

清水直樹 「理念が浸透しない」は、経営者の共通の悩みですね。会社を創業して一番最初の悩みは売り上げが上がらないということですが、その次のステージの悩みは、理念が浸透しないということでしょう。そこで今日は理念を浸透させるには?というお話をしていきます。 動画でも解説しています。   理念とは何か? まず、理念そのものについてのお話をしていきます。 理念とは、 組織の存在意義や使命を、普遍的

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稲盛哲学
清水直樹

盛和塾の歴史や解散理由、出身者を解説。やばい、気持ち悪いと言われる理由とは?

清水直樹 稲盛和夫氏が主宰していた盛和塾についてまとめました。 盛和塾とは? 盛和塾(読み方は”せいわじゅく”)は、稲盛和夫氏の経験や教えを通じて学ぶ、経営者を対象とした経営塾です。”心を高め、経営を伸ばす”が合言葉であり、主には稲盛氏が提唱した京セラフィロソフィーや会計原則などについて学ぶ場として運営されていました。1983年にスタートし、2019年末の閉塾時には、国内56塾、海外48塾、塾生数

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起業家・経営者の生き方&働き方
清水直樹

「帝王学の三原則」を経営に活かす方法

清水直樹 「帝王学の三原則」と呼ばれている法則があります。今日は経営者がその三原則を経営に活かす方法をご紹介します。 「帝王学の三原則」とは? 原理原則を教えてくれる師を持つこと 直言してくれる部下を持つこと 良き「幕賓」を持つこと この3つが帝王学の三原則というものです。詳細は後述します。 そもそも帝王学とは 帝王学は、君主や指導者が統治や指導を行う際に必要な原則や方法を研究する学問です。その目

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人材育成・採用のための仕組み
清水直樹

人を育てる仕組み完全ガイド

人を育てる仕組み作りには4つのステップがあります。1. 能力を明確にするスキルマップ作成。2. 会社の理念や文化を含むカリキュラム設計。3. 学習方式とリソースの選定。4. 運用と改善の継続。これらを通じて、社員が自主的に成長できる環境を作ります。

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経営理念の策定&共有の仕組み
清水直樹

経営ビジョン策定プロセスを完全解説。

清水直樹 ビジョンとは、会社が将来ありたい姿のことを指しています。この記事では、経営ビジョン策定について解説していきます。対象読者は中小企業や成長企業の経営陣になります。 経営ビジョンとは? 経営ビジョンとは「自社の将来ありたい姿」のことです。 たとえば・・・ 世界ナンバーワンの〇〇〇カンパニーになる。 〇〇のプラットフォームを作る。 などがビジョンとして掲げられます。 当会の場合は「アントレプレ

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組織づくり
仕組み経営 編集部

ワンマン経営は続けるべきか?うまくいく方法と最強の脱却法

ワンマン経営とは 「ワンマン経営」とは、強いリーダーシップを持つ経営者が1人で事業に関するほとんど全ての意志決定を行う経営スタイルを指します。現時点でワンマン経営ならではのメリットを活かし、成功している会社であっても、将来の事業継承などを見据えた時に、ワンマン経営からの脱却が課題となる場合もあります。 今回は、ワンマン経営のメリットやデメリット、ポジティブな方向への転換方法、ワンマン経営から脱却す

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人材育成・採用のための仕組み
仕組み経営 編集部

なぜ優秀な人ほど突然辞めるのか?定着率を上げる仕組みの法則

優秀な人が突然辞める理由5選 「高いスキルを見込んで採用したのに辞めてしまった」「チームリーダーに就けると辞めてしまう」「せっかく新人から育て上げて良い仕事ができるようになったのに退職した」…こんな悩みをお持ちの経営者の方は多いのではないでしょうか。 今回は、なぜ優秀な人ほど突然辞めるのか、その理由を探り、早期離職を防いで定着率を上げる仕組みづくりについて解説していきます。 まずは退職理由として挙

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>仕組み化ガイドブック:企業は人なりは嘘?

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