
「自工程完結」トヨタの考え方を活用した業務改善術
自工程完結とは? 「自工程完結」は、トヨタの生産方法の中心的な考え方の一つです。これは、作業者が自分が担当する工程で品質管理や問題解決を担当するという考え方です。詳しく説明すると… 自分で管理する 「この作業はこれで良し」と自分で判断できること。各作業者は自分の仕事に責任を持ち、自分で管理します。品質や効率を上げるために、自分の仕事を評価し、改善策を考える必要があります。 目標と手順を明確にする

自工程完結とは? 「自工程完結」は、トヨタの生産方法の中心的な考え方の一つです。これは、作業者が自分が担当する工程で品質管理や問題解決を担当するという考え方です。詳しく説明すると… 自分で管理する 「この作業はこれで良し」と自分で判断できること。各作業者は自分の仕事に責任を持ち、自分で管理します。品質や効率を上げるために、自分の仕事を評価し、改善策を考える必要があります。 目標と手順を明確にする

お世話になります。 一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 本日5月3日は小田原にて北條五代祭りというものがありまして、いまから私も出陣式を見に行きます。 ※ちなみにこの3月に都内から小田原近郊に引っ越しました。 さて、前回のメルマガでご案内した仕組み経営大学ですが、GW中にも関わらず、多くの方にご登録いただきました。 まだ見てない、という方はぜひ以下からチェックしてみて

お世話になります。 一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 さて、先日来予告しておりましたが、 この度、【仕組み経営大学】という新サイトをオープンいたしました。 これまで講座やセミナー、コーチングなど様々な形で仕組み化の方法をお伝えしてきました。 今後は、この仕組み経営大学のもとに統合させていこうと考えております。 本当は入学シーズンに合わせて4月にリリース予定だった

清水直樹 社員が思ったように動いてくれない、という悩みを抱えている社長は多いでしょう。その原因は、社員の心をつかんでいないことにあるのかもしれません。そこで本記事では、社長のための人心掌握術を見ていきましょう。 人心掌握術の意味と社長に必要な理由 人心掌握術とは、他者の心を自在に掌握し、自らの意図した方向へと導く術を指します。社長にとって、この人心掌握術を身に付けることは極めて重要で

清水直樹 職人上がりの社長が陥る典型的な失敗パターンがあります。このパターンを乗り越え、会社経営を成功させる方法をご紹介します。 職人上がりの社長が失敗する理由 熟練した職人が独立して自らの事業を起こし、社長となることは珍しくありません。例えば、建設職人は建設会社を興し、美容師は美容室を開業し、エンジニアはIT企業を興し、といった具合です。手に職が付いてくると、勤め人でいるよりも自分で独立開業した

お世話になります。 一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 先日来ご案内しております仕組み経営サミットに新しい内容を追加しました。 これまで自身の会社に加え、数多くの会社の仕組み化をご支援してきた勝亦(仕組み経営株式会社代表)より、 「仕組み化を成功させる3つの要素」をご紹介します。 仕組み化にご興味ある方は増えているものの、なかなかうまく行かない方も多いのではないでしょ

清水直樹 「社長が社長の仕事」をすること。これこそが会社を成長させる唯一の道と言えます。 本記事の信頼性 本記事は、マイケルE.ガーバー著の「はじめの一歩を踏み出そう(原題:E-Myth Revisited)」を基にしています。本書は、「起業家の視点(職人、マネージャー、起業家という3つの人格)」、「事業の仕組み化」、「事業の試作モデル」、「ビジネス開発プロセス」などの新しい概念を提唱し、現在につ

清水直樹 「お客様は神様です」とは日本の接客業において良く使われるフレーズです。本記事ではこの言葉を使ったのは誰か、本当の意味は何かを見ていきたいと思います。 三波春夫が言った「お客様は神様です」の本当の意味 三波春夫が「お客様は神様です」というフレーズを初めて使ったのは、1961年(昭和36年)のある地方公演の際のことでした。当時の対談の中で、司会の宮尾たかし氏から「三波さんは、お

清水直樹 本記事では松下幸之助氏の名言から、経営理念を打ち立てるためのヒントを見ていきましょう。 松下幸之助は何をした人か? 松下幸之助なんて知らない、という若い経営者もいるようです。そこでまずは松下幸之助氏が何をした人か、功績を見ていきましょう。 パナソニック(旧松下電器産業)の創業者 松下幸之助は1918年に松下電気器具製作所を創業し、のちにパナソニック株式会社(旧松下電器産業株式会社)の礎を

お世話になります。 一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 さて、先日来ご案内しております6月開催の仕組み経営サミットでは、カリスマからビジネスオーナーへ変革された方に、「取り組み事例発表」をしていただく予定です。 カリスマ経営者、カリスマ美容師、など、カリスマと言うと一般的には聞こえが良いですね。 しかし、こと会社を持続的に成長させていくという観点からすると、

お世話になります。 一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 先日、仕組み経営サミットのご案内をさせていただきました。 今回のサミットでは、特別ゲスト講師として、シンクアイホールディングスの京谷様をお招きすることが出来ました。 とある出会いから京谷様のお話をお伺いする機会があり、幼少期からの厳しい生い立ちにもかかわらず起業され、後には稲盛経営賞を受賞されるまでになられたことを知

一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 ■業績は悪いが社内は平和 キリンビールがアサヒに押されてシェアを失っていたころ、最もシェアの落ち込みが激しかった支店がありました。 本来であればそういった支店は、闘争心に溢れているか、責任の擦り付け合いが起こってるはずです。 しかし、その支店の職場は、ごく平和的な雰囲気だったそうです。何も起こっていないかのように、和気あいあいと仕事

一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 さて、現在、新サービスの準備をしております。 これまで会社の仕組み化をご支援するためのコーチングや研修、教材、会員制度などをご提供してきましたが、 それらを統合し、より利用しやすく、分かりやすいサービスをリリース予定です。 現在、絶賛準備中ですので、今後1-2週間でご案内出来る予定です。 ・雑多な業務に時間を取られ、経営の仕事に集中

一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 さて、最近はどこの会社でも求人難になっているようです。 何十万円、何百万円と求人活動に投資したものの、一人も採用出来ない。 または採用出来たものの、すぐに辞めてしまった。 こんな経験がありませんか? 実はこれら採用コストは、仕組み不在によって生じる際たるコストなのです。 言い換えれば、正しい仕組みづくりによって、数十万、数百

清水直樹 本日はマイケルE.ガーバー氏とカイロプラクターであるフランク・サヴィンスキー博士の共著書「E-Myth Chiropractor」についての記事をご紹介します。 マイケルE.ガーバー氏・・・世界700万部のベストセラー「はじめの一歩を踏み出そう」の著者であり、世界No.1の中小企業アドバイザー(米INC誌による)に選ばれた。当サイト「仕組み経営」のもとになっている思想を提供

一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 さて、経営者が仕組み化に取り組む際、その一つのマイルストーンとして、 ”半分リタイア” というものがあります。 半分リタイアとは、その名の通り、社長業を半分リタイアした状態ということです。 といっても、世間でよく言うセミリタイアなどとは少し意味合いが異なります。 ■社長と会社との関係性には以下のようなステージがあると考え

清水直樹 経営と仕事の優先順位の付け方と、つけられない原因をご紹介していきます。 優先順位がつけられない原因 優先順位とは、ビジョン(目標)を達成するために、自分の注意とリソースを集中させる場所(活動や仕組み)のことです。会社経営における優先順位は、会社のステージや戦略、市場環境によって異なり、定期的なレビューと改定が必要です。 優先順位のマトリックスの注意点 良く知られた優先順位の

一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 さて、2月11日は建国記念の日でしたね。 日本は世界最古の国として知られていますが、そんな建国の日に考えたいのは、自社の歴史についてです。 私たちは”仕組みで永続する会社”を目指していただくべく、仕組み化のご支援をしているのですが、そのために、欠かせない仕組みがあると考えています。 それが、「創業理念を語り継ぐ仕組み」です。 創業理

清水直樹 今日は、必然的に成長する会社の仕組みづくりについてご紹介します。先日(2023年6月)、仕組み経営サミットというイベントを開催し、仕組み経営を導入していただいているお客様の事例をご紹介する場を設けました。その中で私が冒頭でお話ししたテーマについて、改めてこの記事でご紹介したいと考えています。 ※なお、記事はYoutubeにアップしたリプレイ動画の書き起こしになっています。動画でご覧になり

一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 さて、最近よく受けるご相談として、 社員に対して優しさを持つ(許容する)べきか? または 厳しく注意する(叱る)べきか? というものがあります。 たとえば、部下がやると言ったことをやっていない事態が起こった時、それをしょうがない、次回までにやってくるように、と言うのか、なぜやっていないのかを厳しく問いただしたほうが良いのか、

清水直樹 衆知を集める経営とは、松下電器(現パナソニックグループ)の創業者である松下幸之助氏が大事にしていた考え方です。衆知(みんなの知恵)を集めて経営することで、間違いのない判断を下し、会社を発展させていくことを意味します。また、その過程において皆が経営者のように知恵を絞り、考える姿勢を身に付けること(社員稼業の実践)で、全員経営ともいえるような会社を創ることを目指しています。 松下幸之助氏はな

執筆者:清水直樹 社員が増えてくると必要になるのが社内ルールです。今回はこの社内ルールについて作り方やテンプレート(例)、徹底方法などを解説します。 執筆者プロフィール:一般財団法人日本アントレプレナー学会 代表理事 | 仕組み経営株式会社 取締役。2社の起業と挫折を経て、世界No.1の中小企業アドバイザー、マイケルE.ガーバー氏と出会い、その思想を日本に広める。2019年に会社を仕組みで成長させ

リーダーシップをとるとは、会社(組織やチーム)の方向を示し、メンバー鼓舞して共通の目標に向かわせることです。本記事では、そのための具体的な方法を見ていきましょう。

一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 さて、井原西鶴はご存知の通り、江戸時代の俳人・浮世草子作家です。 今回の話は、彼が伊勢参詣に行ったときの話です。 (何年か前に配信した話ですが、示唆深いので改めてご紹介します) その時、彼が泊まった宿では、一度に2,000人から3,000人もの参詣客に食事を提供していたそうです。 当時、伊勢参宮の楽しみの一つが、伊勢国の山海の珍味だっ

執筆者:清水直樹 論語の名言をご紹介します。経営者が座右の銘にしたい言葉がたくさんあります。 執筆者プロフィール:一般財団法人日本アントレプレナー学会 代表理事 | 仕組み経営株式会社 取締役。2社の起業と挫折を経て、世界No.1の中小企業アドバイザー、マイケルE.ガーバー氏と出会い、その思想を日本に広める。2019年に会社を仕組みで成長させる方法論『仕組み経営』を開発し、日本企業の

清水直樹 水五訓(読み方:みずごくん)、または水五則(読み方:みずごそく)は、軍師黒田官兵衛が出典とされる人生訓です。本記事ではこの人生訓を経営に応用するとどうなるかを見ていきましょう。 水五訓(読み方:みずごくん)、または水五則(読み方:みずごそく)とは? 戦国時代の軍師、黒田官兵衛が残したとされる言葉で、現在も多くの企業経営者の座右の銘となっているのが「水五訓」です。ちなみに私の名前は、清水で

一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 今日は、仕組み経営の考え方と方法を活用して、ウェブコンサルティングの会社を9倍の規模にした事例をご紹介します。 この会社のA社長は、当初、週80時間働き、自分がいないと会社が回らない状況であったうえ、請求書を払うお金にも苦心し、家族も破綻していました。 それから仕組み化に取り組むことを決意し、社員も増え、以前の9倍の売上になりました。

営業の仕組み化とは、成果が上がる自社独自の営業手法を確立し、それを誰でもいつでも実行可能にすることです。多くの会社は属人的な解決策に偏りがちであり、営業の仕組みづくりを行うことで、他社にはない強みを生み出すこともできます。

清水直樹 業務標準化は、スケール可能な事業を創り上げるうえで必須の考え方です。本記事ではその意味や進め方(手順)についてみていきましょう。 ※なお、業務の標準化は、こちらの記事で紹介している仕組み化の全体像の一部です。 業務標準化の定義とは? 業務標準化は、組織内で行われる様々な業務や作業のやり方を統一し、アウトプットや品質に一貫性を持たせることを指します。特定の業務が部門や担当者によって異なるや

一般財団法人日本アントレプレナー学会の清水です。 新年あけましておめでとうございます。 2024年最初のメルマガとなります。 本年は既にたくさんのことが起こっております。 読者の方の中にも、能登半島地震で被災された方いらっしゃるかと思います。 心よりお見舞い申し上げます いまのところ私たちとして出来ることは、第一に義援金の協力かと思います。 今回私も初めて知ったのですが、義援金